【連載コラム】【厳選旅情報】編集部がみつけた、旅をちょっぴり豊かにするヒント「伝説の「シャンパン・パウダー・スノー」に弧を描く　」 | トラベルコラム

旅の扉

zoom: リフトを降りるとそこはまるで天空。標高2,637mにありレイク・ルイーズを一望; 旅に何を求めるかは人それぞれ。大自然に抱かれたり、人の温もりを感じたり、おいしい食を堪能したり、ただただのんびりした時間を過ごしたりと。この冬、そんな誰もにお薦めしたいのが美しい白銀の世界が広がるカナディアン・ロッキー。そこは世界中のスキーヤーやスノーボーダーの憧れの地。

人気の理由はなんといっても、羽根のように軽いパウダースノーにあります。そのさらっと乾いた雪質は、パウダースノーのさらに上の雪質を表現するときに使われる「シャンパン・パウダー・スノー」と呼ばれています。さらに、周囲には世界自然遺産に指定されている3,000m級の山々が連なり、絶景を楽しみながらの雄大なクルージングが可能です。新雪の上に自分だけの弧を描く、美しい白銀の世界は冬の旅物語の最高な舞台となることでしょう。

必ず訪れたいのはカナディアン・ロッキーで「Ski Big 3」と呼ばれている三大スキー場。初心者から上級者まで誰もが楽しめるスキー場は、最高の雪質、美しい景色、壮大なスケールに感動します。

zoom: レイク・ルイーズ・スキー・リゾート。とにかく広くどこまでも続く長いゲレンデ。ただただそのスケールに感動; Ski Big 3のひとつ。レイク・ルイーズ・スキー・リゾートは滑走可能エリア面積が16平方キロメートル（東京ドーム264個分）と、単独のスキー場としては、カナダ最大級のスキー場。大きく分けて3つのエリアからなり、3,000m級の山々を眺めながらのクルージングは爽快そのもの。サウスフェイスが終わりに近づく頃に現れるのが、オフピステエリア。森林限界よりも高所にリフトがあるので、最高のパウダーを味わうことができると評判です。一番下に位置するのがラーチエリア。広大な緩急のついたコースなので、初級者から中級者まで楽しめます。ここではスキーやスノーボードだけではなく、スノーシューやゴンドラでの観光なども楽しめます。とにかく広いから、思うがまま自分の世界に入り込めます。

zoom: 標高2,730mの山頂から360度のパノラマを滑り降りる、サンシャイン・ビレッジ・スキー＆スノーボード・リゾート; Ski Big 3のひとつ。サンシャイン・ビレッジ・スキー＆スノーボード・リゾートは、バンフから 15 分とアクセスの良いスキー場。３つの山からなる13平方キロメートル（東京ドーム285個分）のスキー場には、12 基のリフトと、100 以上のゲレンデがあり豊富な積雪量、ゆったりした広いゲレンデ、美しい景観が特徴です。ゲレンデの標高が 1,660〜2,730mと高いため、シーズンを通してさらさらしたパウダー状の雪質が自慢。山にはリフトごとに地図が設置され、ゲレンデには目立つマークが付けられているので、広大なスキー場でも迷子になる心配はなし。初心者、中級者、上級者用のコースがあり、レベルに応じた楽しみが可能です。熟練スキーヤーならぜひプライベートガイドを雇ってオフピステにチャレンジ。

zoom: サンシャイン・ビレッジ・スキー＆スノーボード・リゾート。身も心も白い世界に包まれる、不思議な感覚; バンフから車でわずか15分ほどのところにあるマウント・ノーケイは、Ski Big 3の中では小規模ですがそれでも広く雪質もよく、家族で楽しめるスキーリゾートとして、またナイトスキーも楽しめることで地元でも人気があります。ソチオリンピックで採用されたレールやボックスのあるスロープスタイルの設備も充実しています。

zoom: さらっさらの粉雪を滑る！目の前にはロッキー山脈の絶景を望むマウント・ノーケイ; タイヤチューブで雪山を滑り降りるスノーチュービング場もあり、専用のロープトウを備えた広大なゲレンデが整備されている他、子供用のミニゲレンデなどもあります。カスケード・マウンテンとフォーティ・マイル・クリークをはさんでそびえたつ標高 2,514m の山。山頂付近にはバンフの町を一望できる展望台があり、眺望も抜群。自然の地形を生かしたコースでは、スキー、スノーボードを問わず、初級者から上級者までさまざまなレベルに合ったコースが整備されています。