旅の扉

  • 【連載コラム】「“鉄分”サプリの旅」
  • 2025年1月20日更新
共同通信社 経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員:大塚圭一郎

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」はいずこに? 筆者講演を聴講した日大学生が出した答えは

△日本大学国際関係学部で講演時の筆者(2024年12月10日、静岡県三島市。矢嶋敏朗准教授提供)zoom
△日本大学国際関係学部で講演時の筆者(2024年12月10日、静岡県三島市。矢嶋敏朗准教授提供)

 新年あけましておめでとうございます。本年も「“鉄分”サプリの旅」をどうぞよろしくお願いいたします。2024年12月に日本大学国際関係学部(静岡県三島市)の矢嶋敏朗准教授(観光学)にお招きいただき、特別講演会「北米と日本、運輸・観光分野でこんなに違う―アメリカ在住通算10年、カナダ全10州を旅行して実感した日本の長所と短所―」を受け持たせていただいた。かつてのベストセラー書籍「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を踏まえ、出席した学生に出した課題「今でも日本が世界一、つまりジャパン・アズ・ナンバーワンの分野はあると思いますか?もしもあればその分野と、理由を教えてください」の答えとは。

△日本大学国際関係学部の教室の様子(2024年12月10日、三島市。矢嶋准教授提供)zoom
△日本大学国際関係学部の教室の様子(2024年12月10日、三島市。矢嶋准教授提供)

 ▽第2大戦後の高度成長の要因を分析
 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は元ハーバード大学(アメリカ)教授の故エズラ・ボーゲル氏(1930~2020年)が1979年に出版した書籍だ。第2次世界大戦後の日本の高度経済成長の要因を分析し、日本人の経済・社会制度を再評価した内容は大きな反響を呼んだ。
 私は亡くなる前年の2019年に来日したボーゲル氏をインタビューし、とても興味深くお話しをうかがった。前途洋々な学生の皆様に書籍「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とボーゲル氏のことをご紹介するとともに、日本の良さまたは課題を考察していただく格好の題材になると考えたのだ。
 ボーゲル氏はかつて日本が世界一、すなわち「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の源泉をこのように分析していた。日本人の1日当たりの合計読書時間がアメリカ人の2倍に当たることや、新聞発行部数の多さなどを挙げて日本人の学習意欲の高さを評価。優秀な官僚を抱える旧通商産業省(現経済産業省)や大蔵省(現財務省)による経済への強烈な関与も日本の競争力を高めている源泉になったと指摘した。

△日本大学国際関係学部での講演で。駅名標の場面では視差喚呼のポーズ(2024年12月10日、三島市。矢嶋准教授提供)zoom
△日本大学国際関係学部での講演で。駅名標の場面では視差喚呼のポーズ(2024年12月10日、三島市。矢嶋准教授提供)

 ▽挙げられた美点も過去のものに…
 ところが、それらの美点を取り上げられた日本の今はどうだろうか。子どもばかりか大人も読書離れが顕著で、文化庁の2024年1~3月の調査で電子書籍を含めて1カ月に「1冊も読まない」と答えた人の割合が62・6%と過去最高になった。19年は47・3%だったのが、わずか5年間で15ポイント余り増えた。
 また、日本新聞協会によると、2024年の新聞発行部数(24年10月に日刊紙の発行部数を調査)は2661万部となり、ピークの1997年の5376万部の半分弱まで落ち込んだ。私が勤務先に入社したのはこの年で、入社後に続いてきた「新聞離れ」の深刻さを痛感している。
 日本経済のけん引役だった官僚も「激務なのに待遇が悪く、努力がなかなか報われないと敬遠されて志願者が減り、入省しても早くに見切りを付けて辞める若者も多い」(省庁の中堅幹部)という。2024年度の春の国家公務員総合職試験の申込者数は1万3599人となり、現行の試験制度が開始された12年度以降で過去最少だった。

△三島駅を通過する東海道新幹線のN700A(右側)。奥は駿河湾(24年12月10日、三島市の日本大学国際関係学部で筆者撮影)zoom
△三島駅を通過する東海道新幹線のN700A(右側)。奥は駿河湾(24年12月10日、三島市の日本大学国際関係学部で筆者撮影)

 ▽名目GDPは4位に転落
 私は日本経済がかつての勢いを失ったことを示すため、日本が1968~2009年にはアメリカに次いで2位だった名目国内総生産(GDP)が23年には4位に転落したことを例示した。日本の名目GDPは10年に中国に抜かれて3位になり、23年には4兆2106億ドル(591兆4820億円)と、ドイツ(4兆4561億ドル)にも抜かれて4位になった。
 もっとも、日本の23年の名目GDP過去最高で、円安ドル高傾向によってドル換算した時の金額が目減りし、ドイツの物価高が日本を超す勢いだったことが順位を下げる要因となった。景気判断や経済成長率をみる場合には、その年の価格水準を基準とし、物価変動要因が取り除いた実質GDPを重視することが多い。世界銀行によると、日本の23年の実質GDPは4兆6169億ドルと世界3位で、4位のドイツ(3兆6224億ドル)に大差を付けている。
 ただ、この実質GDPを物差しにして比較しても首位のアメリカが21兆7762億ドル、2位の中国が17兆1739億ドルと「世界2強」が抜きんでている。日本がアメリカを追い上げて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称賛されたのは過去であることは歴然としている。

△伊豆箱根鉄道駿豆線を走る3000系(24年12月10日、三島市で筆者撮影)zoom
△伊豆箱根鉄道駿豆線を走る3000系(24年12月10日、三島市で筆者撮影)

 ▽ボーゲル氏が指摘した「ナンバーワン」とは?
 このように指摘すると、アメリカに次いで日本の「『ジャパン・アズ・ナンバーワン』はいずこに?」と嘆く向きもあるかもしれない。
インタビューで「今でもジャパン・アズ・ナンバーワンは残されているのでしょうか?」という質問に対し、ボーゲル氏の答えに私ははっとした。ボーゲル氏は「私が知っている日本人はアメリカに長く住んだ人でも、最後にはみんな日本に帰っていく」と話し、日本人の中で「美しい祖国」は残されていると言及したのだ。
 私は講演で、今や「観光立国」の仲間入りをして花形産業の1つとなった観光業と、下支えしている鉄道などの運輸業は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と評価してもいいのではないかと訴えた。治安の良さも強みだとお話しし、バークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)が2024年11月に発表した「25年の旅行先として安全に旅行できる国15カ国」で日本は9位で、人口が1億人を超える国では唯一入ったことをご紹介した。旅行者を親切にもてなすホスピタリティーも高く評価されていると語った。
 講演した時点で最新だった日本政府観光局(JNTO)の24年1~10月累計の訪日外国人旅行者数は3019万2600人で、私は「通年では過去最高だった新型コロナウイルス禍前の19年の3188万2049人を超えるのは確実で、3600万人を突破すると予想しています」とお話しした。
専門家の矢嶋准教授にもご意見をうかがうと「そのぐらいまで行くでしょう」と同意していただいた。
 かくしてJNTOが2025年1月15日に発表した24年の訪日外国人旅行者数は3686万9900人と過去最高を更新し、矢嶋准教授と私が予想した通りになった。私は自然災害や地政学的リスクといった大きな波乱要因が起きなければ、25年の訪日外国人旅行者数は4千万人を突破して2年連続で最高記録を塗り替えると予想している。

△伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅にあった電車のイラスト。「いずっぱこ」と記されている(24年12月10日、三島市で筆者撮影)zoom
△伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅にあった電車のイラスト。「いずっぱこ」と記されている(24年12月10日、三島市で筆者撮影)

 ▽学生たちがみる「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とは?
 矢嶋准教授から受領した156人のリポートによると、「今でも日本が世界一、つまりジャパン・アズ・ナンバーワンの分野はあると思いますか?」という問いかけに全員が「ある」という答えだった。未来を担う若者が日本に明るい面があるとポジティブに受け止めていることには、正直なところうれしかった。
 分野は私が挙げた運輸・観光業とホスピタリティー、食文化のほかに自動車、精密機器、ロボット、漫画・アニメ、ゲームなどの回答が目立った。ごく一部にはなるが、リポートの記述をご紹介したい(表現は一部変えている)。ここに例示する以外にも優れた回答が多くあったものの、スペースおよび内容の重複などの理由でご紹介できないことをお許しいただきたい。
・観光客に対するおもてなしが現在の日本でも世界一であると思いました。安全に旅行できる国としても世界上位に位置しており、東京や大阪以外にも京都など多数の観光地が確立されていることから旅行先としての魅力が高いことは間違いないと思います。そうした中で日本は礼儀正しさや、保たれた治安が日本を世界に誇れるものとしてくれていると感じました。
・日本が世界一の分野は新幹線であると考える。日本の新幹線は滅多に遅れが見られないし常に車内が清潔である。また、車掌のお客への丁寧な対応やおもてなしにおいても日本が世界で1番だと考える。アメリカやイギリスなどでは電車の遅延が頻繁にあり、それを理解している利用者も多くいる。その中でも日本は天候や事故以外の遅延は滅多に見られなく、万が一遅延があったとしてもしっかり各駅と連携を図り、お客さんが不便にならないよう遅延時間などを知らせている。
・日本が世界一だと思うのは、電車が時刻通りに来ることだと思います。世界では電車の来る時間になっても電車が来なかったり、1時間遅れたりすることが当たり前だという話を聞いたことがありますが、日本では、電車が遅れることはほとんどなく遅れてしまったとしても、5分以内だったり、電車のアナウンスで遅れた説明と謝罪をしっかりされるので、気持ちよく電車に乗ることができます。車内も綺麗で他人に迷惑をかける方も少ないところもジャパン・オブ・ナンバーワンだと思います。
・観光の観点から、日本が今でも世界一と言える分野は温泉の文化だと思う。日本は各地に温泉で有名な地があり、それぞれが独自の特色を持っている。有名な温泉街には草津温泉、別府温泉、箱根温泉などがある。温泉の文化は海外にはなく、日本特有の文化だと思うので外国人は魅力的に感じると思う。
・小さな街だけではなくて人が多い東京や大阪とかの大きな街でも道がとてもきれいなところは日本のいいところだなと思います。留学でカナダに行った時ににおいがキツイところがあったり、ゴミがたくさん落ちていたりしているのを見て日本の街ってきれいだなと気づきました。
・大塚さんもおっしゃっていたように、ミシュランガイドで3つ星が多い日本の食の品質は高いと思うので、そこと「おもてなし」の文化は今もまだ強いと思うし、これからも強みであって欲しいと考えています。観光列車や宿泊施設などでの細やかなサービスや平等性を重視した対応も日本らしい魅力の一つといえます。
・日本はおもてなしの分野では世界一だと感じている。理由は、日本のホテルや旅館、また新幹線や、飛行機でのおもてなしはどの国よりも輝いていて、顧客からの満足度は高く、高い評価を得ることができているからだ。
・大塚さんが言っていたように日本は治安がいい。私は2年生の時に外国人留学生と仲良くなったが、その友人は「日本人は優しい」と言っていた。前に東京で道に迷って日本人に聞いたら親切に目的地まで教えてくれたと言っていたので日本人の優しさが強みなのではないかと私は考える。また海外では財布やスマホをすられてなくしてしまうと言った事案をよく聞くが、日本はあまり聞いたことがない。落とした財布は交番に届けられていたらと外国から来る人にとっては優しいところが1番だと思う。
・サービス業が日本は誇れる分野であると考える。「おもてなし」という言葉が以前流行したように、人をもてなすことは日本人の得意分野だと考えている。大塚さんの講義であったように、日本人はアメリカ人と比べて平等に人を扱う。それがおもてなしの理由であると考える。また、日本の食事の素晴らしさの人気の要因で挙げられていたミシュランガイド東京2025では507軒も登録されていることが分かった。ここには、食べ物の他におもてなしの行為も認定される理由になっていると考える。そのため私は、サービスはジャパン・アズ・ナンバーワンになりえると考える。
・私が考えるジャパン・アズ・ナンバーワンの分野は、マナー、礼儀の良さである。例えば、電車を待つ際整列している。街にあまりゴミが落ちていない。落とし物が返ってくるなどだ。日本に住んでいると当たり前に感じているが、海外旅行に行った際にこれらのことを強く思った。中国などでは、バスや電車の公共交通機関に並ぶという習慣がないという。また、サッカーのワールドカップで試合観戦後に日本人が観客席のゴミを拾い始めたというニュースが話題になった。選手たちもロッカーをきれいに使っているということも話題になった。私も、学生時代に部活で場所を借りる際、来た時よりもきれいにして帰ると言われていた。これらの日本人の行動は小さい頃からの教育で集団行動が多いことや、あいさつ、お辞儀などを言われていることにあると思う。集団を重んじる文化があるのでこのようなマナーや礼儀が身につくと考える。
・日本が世界一と言える分野は、カメラや顕微鏡などのとても細かいものを作る技術です。工場で使う機械や、スマートフォンを作るための特別な機械も、日本の製品が世界中で使われています。
・自動車産業は日本の誇れる分野だと考える。ホンダやトヨタや日産など、日本の自動車メーカーは世界で高い評価を受けており、特に品質、耐久性、燃費効率などにおいて優れた技術を誇っている。また、電気自動車や自動運転技術、エコ技術など新しい技術開発に積極的に取り組んでいる。
・現在でも日本が世界一と言える分野の一つは、高精度な製造技術とロボット工学であると考える。日本の企業は、特に産業用ロボットや精密機器の分野で圧倒的な技術力を誇っていると考える。例えば、ファナックや安川電機などは世界的にトップクラスのロボットを生産しており、製造業の効率化を支えている。日本のロボットはその精度と信頼性で評価されており、特に自動車産業や電子機器の組み立てなどで広く使用されている。また、日本の精密機器の技術も世界的に高く評価されており、カメラや医療機器の分野では今でも日本製が優位性を持ち続けているのではないか。これらの分野での技術革新や高い品質基準が、日本の競争力を支えていると考える。
・精密工学と製造業だと考えます。特に半導体製造装置や工作機械の分野では、日本企業が世界市場で大きなシェアを持っています。これには、長年培われた職人技術、高品質へのこだわり、そして継続的な技術革新が背景にあります。また、鉄道技術も挙げられます。新幹線はその安全性、時間厳守、快適性で世界的に高い評価を受け、他国の鉄道プロジェクトのモデルともなっています。これらの分野での成功は、日本の文化的特徴である精密さと責任感の現れと言えるでしょう。
・日本が依然として世界トップの分野として、「ロボット工学」と「アニメ・マンガ文化」が挙げられます。ロボット工学では、産業用ロボットや人間型ロボットの技術で世界をリードし、特に製造業や介護ロボットの分野で最先端を走っています。アニメ・マンガ文化については、日本のコンテンツは世界中で高い評価を受け、グローバルな影響力を持ち続けています。これらの分野は、日本の独自の技術力と創造性を象徴する世界に誇れる強みと言えます。
・ゲーム関連の分野がジャパン・アズ・ナンバーワンだと思います。なぜなら日本人やアメリカ人など世界中の人たちが、日本のニンテンドーなどのソフトを使って遊んでいる人が多く、ニンテンドーストアなどゲーム関連のグッズが売っているお店などにも外国の人たちがたくさんいる。
・私がジャパン・アズ・ナンバーワンである日本の分野は漫画だと思います。なぜなら漫画は日本独自の文化であり、アニメやゲームと共に「COOL JAPAN(クール・ジャパン)」の象徴として世界で愛されています。豊かなストーリーテリングや独創的なアートスタイル、多様なジャンルや対象年齢に対応する幅広い作品群が存在し、世代を超えて人々の心を捉えています。
・アニメ、漫画文化は海外でも「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」など、多くの人気作品が存在している。アメリカのカトゥーンのような子供アニメーションではなく、日本のアニメ文化は子供から大人まで楽しめるディープな作品もある。
・日本が今でも世界一と言われる分野には、アニメや漫画の文化があげられると思います。例えば、スタジオジブリの「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」は公開から20年以上経った今でも世界中で高く評価され愛されています。アカデミー賞を受賞した作品があることも誇れる理由の一つだと思います。また、近年では「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」といった作品も国際的なブームを引き起こし、翻訳や配信を通じて世界中の人々に親しまれています。このように、日本のアニメや漫画は、作画が緻密で高度な技術が使われており、感情移入しやすいキャラクターの描写も多いことが独自の強みであると考えます。
 聴講してくださった皆様、およびお招きいただいた矢嶋准教授と日本大学の皆様に厚く御礼申し上げます。
 今回はコラム名の「“鉄分”サプリの旅」に由来する鉄道の話が少ないとのご指摘もあるかもしれない。タイトルを「『ジャパン・アズ・ナンバーワン』はいずこに?」と付けたが、実は講演後に大学の近くにある三島駅を起点とする「いずっぱこ」こと伊豆箱根鉄道の駿豆線に乗ってきたのだ。
 これで鉄分補給も万全!

(連載コラム「“鉄分”サプリの旅」の次の旅をどうぞお楽しみに!)

共同通信社 経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員:大塚圭一郎
1973年4月、東京都杉並区生まれ。国立東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒。1997年4月に社団法人(現一般社団法人)共同通信社に記者職で入社。2013~16年にニューヨーク支局特派員、20~24年にワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。2024年9月から現職。国内外の運輸・旅行・観光分野や国際経済などの記事を積極的に執筆しており、英語やフランス語で取材する機会も多い。

日本一の鉄道旅行を選ぶ賞「鉄旅オブザイヤー」(http://www.tetsutabi-award.net/)の審査員を2013年度から務めている。東海道・山陽新幹線の100系と300系の引退、500系の東海道区間からの営業運転終了、旧日本国有鉄道の花形特急用車両485系の完全引退、JR東日本の中央線特急「富士回遊」運行開始とE351系退役、横須賀・総武線快速のE235系導入、JR九州のYC1系営業運転開始、九州新幹線長崎ルートのN700Sと列車名「かもめ」の採用、しなの鉄道(長野県)の初の新型車両導入など最初に報じた記事も多い。

共同通信と全国の新聞でつくるニュースサイト「47NEWS(よんななニュース)」や「Yahoo!ニュース」などに掲載されている連載「鉄道なにコレ!?」と鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」(https://www.47news.jp/column/railroad_club)を執筆し、「共同通信ポッドキャスト」(https://digital.kyodonews.jp/kyodopodcast/railway.html)に出演。

本コラム「“鉄分”サプリの旅」(https://www.risvel.com/column_list.php?cnid=22)、カナダ・バンクーバーに拠点を置くニュースサイト「日加トゥデイ」で毎月第1木曜日掲載の「カナダ“乗り鉄”の旅」(https://www.japancanadatoday.ca/category/column/noritetsu/)も執筆している。

共著書に『わたしの居場所』(現代人文社)、『平成をあるく』(柘植書房新社)などがある。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。東京外大の同窓会、一般社団法人東京外語会(https://www.gaigokai.or.jp/)の広報委員で元理事。
risvel facebook