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  • 2023年7月21日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

ザ・ペニンシュラ東京、一風堂とプラントベースのラーメンを提供開始

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ザ・ペニンシュラ東京は、2023年6月から新たなルームサービスメニューとして、株式会社力の源ホールディングスが運営する「一風堂」による、とんこつ風味なのにすべて植物由来の原料から作られているプラントベースのラーメンの提供を開始しました。リスヴェル編集部員が試食して、プラントベースの食品がここまできたか、というその美味しさの感動をお伝えしたいと思います。

まず、このラーメンの最大の特徴はプラントベースなのにとんこつ風味というところ。一体どのようにその味わいや香りを作り出したのか。その謎の鍵は、植物性油脂と大豆タンパクの研究開発を60年以上続けている不二製油株式会社の技術にありました。一風堂は不二製油と、豆乳ベースでありながら生の豚骨スープのようなコクと深みがあるスープを共同開発しました。昆布やドライポルチーニの出汁と混ぜ、秘伝の植物油脂と乳化させることで再現されたスープは、プラントベースと知らずに食べれば分からないほど見事にとんこつ風味を表現しているのです。

そして、茹でてから客室へ運ぶ間に麺が伸びたり、固まったりしないよう、小麦粉選定から何度も改良を重ねて完成した卵不使用の麺は、一風堂の博多らしい細麺の食感を残したまま、客室でゆっくり味わって食べても伸びにくく、最後まで美味しくいただける麺になっていました。
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スープは保温ポットで客室に運ばれ、目の前で麺がはいっている丼に注ぎ、最後の仕上げにトリュフオイルをかけていただきます。トッピングにはとんこつラーメンの定番の高菜、紅しょうが、きくらげ、きざみ海苔、揚げニンニク、ねぎの豆板醤和え、たまねぎ、ごま、万能ねぎ、ザーサイなどが木箱に用意されます。そして上段には、ザ・ペニンシュラ東京2階の中国料理レストラン「ヘイフンテラス」特製野菜点心、湯葉真薯、国産野菜のスティック、ひよこ豆、キノコ、トマト、カシューナッツなどが入った豆板醤ベースのスパイシーベジタブルソースもあり、これらのトッピングをそのまま食べても、ラーメンに乗せても良しということで、味の変化を楽しみながら自分好みのラーメンが自在に作れることから「ザ・ペニンシュラ東京 プラントベース“マイラーメン” by 一風堂」という名称になっている訳です。ねぎを和え、スパイシーベジタブルソースで使われている豆板醤は「ヘイフンテラス」オリジナルのもので、ペニンシュラのエッセンスが感じられます。

色々な具材を乗せて食べ進めていると、どんどん味わい深くなっていきます。〆に、替え玉やご飯(別料金)もリクエストベースで用意していただけるそうなので、残ったスープには温かいご飯投入がオススメです。トッピングはビールのおつまみにしながら、お部屋でのんびり過ごしながらゆっくり味わうことができます。

ルームサービスで、11:00~23:00でオーダーが可能です!普段から動物性食材を摂らない生活をしている方はもちろんですが、プラントベースフードについて知らない方、知っていても食べたことがない方、プラントベースの概念が変わるこのプラントベースラーメンは是非味わって欲しいと思います。コレステロールも限りなくゼロに近いというプラントベースのとんこつ風ラーメン、一度食べたらもう普通のとんこつラーメンには戻れないかもしれません。
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ザ・ペニンシュラ東京では、もちろんプラントベースではないとんこつベースの「ザ・ペニンシュラ東京 “マイラーメン” by 一風堂」も用意されています。18時間の調理と丸1日の熟成を経て、とんこつの旨味を極限まで抽出した豊かで香り高い「一風堂」のシルキーなとんこつスープと博多らしい細麺に、「ヘイフンテラス」特製BBQポークや、”ザ・ペニンシュラ香港”発祥のXO醤で和えたザーサイなど、オリジナルの具材を含む12種類のオリジナルトッピングが同じように木箱で提供されます。いずれも、「ザ・ペニンシュラ東京」でしか食べられない極上の一杯です。
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取材協力:

株式会社 力の源ホールディングス
https://www.chikaranomoto.com


ザ・ペニンシュラ東京
https://www.peninsula.com/ja/tokyo


Editor:リスヴェル編集部
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