旅の扉

  • 【連載コラム】「“鉄分”サプリの旅」
  • 2023年5月4日更新
共同通信社ワシントン支局次長・鉄旅オブザイヤー審査員:大塚圭一郎

鉄道の反響が大きい話題、筆者が未公開話を交えて共同通信Podcastでご紹介

△JR東日本が2022年12月11日に最終営業運行した485系の観光列車「リゾートやまどり」(さいたま市で大塚圭一郎撮影)zoom
△JR東日本が2022年12月11日に最終営業運行した485系の観光列車「リゾートやまどり」(さいたま市で大塚圭一郎撮影)

 共同通信と全国の新聞でつくるニュースサイト「47NEWS」や、「Yahoo!ニュース」などで配信している鉄道コラム「鉄道なにコレ!?」(一般公開後は閲覧無料)のこれまで42回にわたる連載の中で特に反響が大きかった記事を筆者の大塚圭一郎(おおつか・けいいちろう)・共同通信社ワシントン支局次長が共同通信Podcastの番組(「「きくリポ」エピソード#17」)でご紹介します。

△JR東日本が運転していた485系の国鉄特急色車両(東京・上野で大塚圭一郎撮影)zoom
△JR東日本が運転していた485系の国鉄特急色車両(東京・上野で大塚圭一郎撮影)

 ▽5月8日に配信開始
 2023年5月8日月曜日午前5時以降に(「「きくリポ」エピソード#17」)から聴いていただけます。

聞き手は共同通信デジタルコンテンツ部の米良治子(めら・はるこ)次長。約30分間の“乗り鉄”気分をお楽しみください!
 大塚は勤務先の許可を得て旅行サイト「Risvel(リスヴェル)」の鉄道コラム「“鉄分”サプリの旅」も連載しています。

△羽田空港と富士山(東京都大田区で大塚圭一郎撮影)zoom
△羽田空港と富士山(東京都大田区で大塚圭一郎撮影)

 ▽485系全滅を先行報道の舞台裏
 番組では、日本国有鉄道(国鉄)時代の花形特急用電車485系の全車両引退を最初に報道(「「共同通信2022年10月24日配信記事の一部」)した大塚が、485系の最後の営業運転が22年12月11日のJR東日本の観光列車「リゾートやまどり」の上尾(埼玉県)―長野原草津口(群馬県)になることを突き止めて報じた舞台裏を明かします。
 また、23年6月に着工し、31年度に開業する予定のJR東日本の羽田空港アクセス線に関して同社幹部が打ち明けた未公開話も披露。大塚は駐在している米国での日本の鉄道の受け止めを紹介し、米有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の22年の読者投票で列車部門を連覇したJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の雰囲気を全区間乗っても大人410円で“疑似体験”できる「お買い得電車」もお伝えします。

△JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」(大分県日田市で大塚圭一郎撮影)zoom
△JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」(大分県日田市で大塚圭一郎撮影)

 ▽Voicyで関連番組も配信
 音声プラットフォーム「Voicy」の「共同どう?共同通信NEWS」チャンネルページでも番組の概要をご紹介したエピソードの(「「今日どう?共同通信NEWS【日曜深掘り】」)が23年5月7日日曜日午前8時以降に配信されます。時間は10分程度です。

△JR九州の特急「ゆふいんの森」(福岡県久留米市で大塚圭一郎撮影)zoom
△JR九州の特急「ゆふいんの森」(福岡県久留米市で大塚圭一郎撮影)

 ▽連載は43回に
 「鉄道なにコレ!?」は鉄道と旅行が好きな筆者が、鉄道に関して「なにコレ!?」と驚いた体験や、意外に思われそうな話題をご紹介する連載。2019年8月に始まり、ほぼ月に1回配信しており、今年5月に第43回を配信しました。
 大塚は「『鉄道なにコレ!?』は“鉄分”豊富な話題でも分かりやすくお伝えするように留意しています。読者の皆様と担当者のお力添えのおかげで軌道に乗って来ましたが、共同通信PodcastとVoicy、本連載『“鉄分”サプリの旅』などを起点として鉄道に関心のある皆様により広く読んでいただければ幸いです」と期待しています。

△JR九州の特急「ゆふいんの森」の車内での大塚圭一郎(福岡県で撮影)zoom
△JR九州の特急「ゆふいんの森」の車内での大塚圭一郎(福岡県で撮影)

 ▽希望テーマやご感想をお寄せください!
 その上で「ご要望があればPodcastの続編もぜひお届けしたいと考えておりますので、取り上げてほしいテーマやご感想、『鉄道に関する裏話をもっと聞きたい』『審査員を務めている鉄旅オブザイヤーの舞台裏を教えてほしい』といったリクエストを番組の感想フォームやツイッターでハッシュタグ(検索目印)の『#きくリポ』を付けてぜひお寄せください」と呼びかけています。
 番組配信前でも下記の「共同通信Podcast」の各種アプリのページで番組をフォローいただくと、自動的にエピソードが追加されます。
(「「Apple Podcasts」)
(「「Spotify」)
(「「Google Podcasts」)
(「「Amazon Music」)
 (連載コラム「“鉄分”サプリの旅」の次の旅をどうぞお楽しみに!)

共同通信社ワシントン支局次長・鉄旅オブザイヤー審査員:大塚圭一郎
1973年4月東京都杉並区生まれ。国立東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒。1997年4月社団法人(現一般社団法人)共同通信社に記者職で入社。松山支局、大阪支社経済部、本社(東京)の編集局経済部、3年余りのニューヨーク特派員、経済部次長などを経て、2020年12月から現職。アメリカを中心とする国際経済ニュースのほか、運輸・観光分野などを取材、執筆している。

 日本一の鉄道旅行を選ぶ賞「鉄旅オブザイヤー」(http://www.tetsutabi-award.net/)の審査員を2013年度から務めている。東海道・山陽新幹線の100系と300系の引退、500系の東海道区間からの営業運転終了、JR東日本の中央線特急「富士回遊」運行開始とE351系退役、横須賀・総武線快速のE235系導入、JR九州のYC1系営業運転開始、九州新幹線長崎ルートのN700Sと列車名「かもめ」の採用、しなの鉄道(長野県)の初の新型車両導入など最初に報じた記事も多い。

共同通信と全国の新聞でつくるニュースサイト「47NEWS」などに掲載の鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」(https://www.47news.jp/culture/leisure/tetsudou)の執筆陣。連載に本コラム「“鉄分”サプリの旅」(https://www.risvel.com/column_list.php?cnid=22)のほか、47NEWSの「鉄道なにコレ!?」がある。

共著書に『平成をあるく』(柘植書房新社)、『働く!「これで生きる」50人』(共同通信社)など。カナダ・VIA鉄道の愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。FMラジオ局「NACK5」(埼玉県)やSBC信越放送(長野県)、クロスエフエム(福岡県)などのラジオ番組に多く出演してきた。東京外大の同窓会、一般社団法人東京外語会(https://www.gaigokai.or.jp/)の元理事。
risvel facebook