ワインボトル入りの高級茶「ROYAL BLUE TEA(ロイヤルブルーティー)」とは?
今回、フレンチのディナーコースのマリアージュに登場した「ROYAL BLUE TEA」は、「高品質の高級茶を、いつでもどこでも誰でも、最高の状態で味わってほしい」との思いから誕生したボトルティー。本物の高級茶の“美しい色、香り、味”を伝えるため、最高級の茶葉と水だけを原材料に、その工程がほとんど手作業で作られています。添加物はもちろんのこと加熱殺菌もなし。ワインボトルを採用し、ワイングラスで味わうスタイルは、お茶もワインと同じ食文化の一つであり、その美味しさと魅力を正確に伝えるためなのだとか。
お茶とともに味わう、名店のディナーコース
一方、この夜のディナーメニューは、春の宵にふさわしい内容。
アミューズ ブーシュには、新緑を思わせる緑色が鮮やかな、えんどう豆を使ったムース。
この日が初お披露目という煎茶「King of Green KIYOMI Premium」は、静岡茶発祥の地で、“静岡のマチュピチュ”と呼ばれる標高500mにある茶畑で栽培された茶葉を使ったもの。手摘み、自然仕立ての茶葉はとても希少で、この地で代々茶園を運営する山水園園主・内野清己さんをリスペクトして、この名が付けられました。
アミューズ ブーシュに続くお料理は、ホタテ貝のポワレ、甘鯛のポワレ、牛フィレ肉とリードヴォ―のムニエル、デザートにはヌガーグラッセとラズベリーのソルベ。お茶の場合、ワインペアリングのように飲む順番が決まっているわけではなく、自分の好みで組合せは自由自在なのだとか。「King of Green KIYOMI Premium」は軽~いシャンパンのようで野菜や白身魚にぴったり。「Royal Darjeeling Raja Grand」は、ややどっしりとした味わいで、肉料理の味わいに深みを加えてくれます。
以前、お茶好きの友人が、「本当にいいお茶は、ノンアルでも酔った気分になれるのよ」と言っていた意味が、今回よく分かりました。
季節ごとの「茶宴」と、初夏のボトルティーを愉しみたい
「ROYAL BLUE TEA」は、日本料理・フレンチ・イタリアン・チャイニーズなどのミュシュラン星獲得レストラン、高級旅館やホテルのほか、エアラインのファーストクラスでも採用されています。「まずは、味わってみたい」という方は、六本木にあるティーバーへ。お好みのお茶を1杯から選んで味わったり、飲み比べができるメニューも用意されています。新茶の季節に、冷たいボトルティーで贅沢なティータイムを楽しむのもいいもの。初夏の陽気に誘われて出掛けてみてはいかがでしょうか。