軽井沢発!新しい時代の脱・化石燃料「軽井沢ブリケット薪」を発売
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年06月 6日公開

エリア:アジア  > 日本  > 長野 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

長野県軽井沢町に所在する土屋設備は、循環型社会を目指して、軽井沢町の間伐材を再利用したバイオマス燃料「軽井沢ブリケット薪」を2023年5月より販売開始した。

ブリケット薪とは、おがくずを高温高圧縮して製造した薪で、今注目を集める木質バイオマス燃料。木質バイオマスといえばペレットがよく知られているが、ペレットは専用のストーブやボイラーに用途が限定される。しかしブリケット薪は通常の薪と同じように、薪ストーブ、薪ボイラー、アウトドアやキャンプでのたき火、災害用の備蓄燃料などの用途で使える。多彩なメリットを持つ、これからの時代の木質バイオマス燃料として期待されている。

【ブリケット薪の特長】
・含水率が低いのでスムーズに燃える
・薬剤などを一切使わない100%木質原料
・火力や燃焼時間が安定している
・コンパクトでサイズが統一されている
・手で簡単に割れるので焚きつけ不要
・においが少なく害虫発生リスクが低いため室内保管できる
・灰の量が少ない
・広葉樹、針葉樹を問わず原料にでき、森林資源を有効活用

一般的なブリケット薪は、木材加工で出る端材を原料にしているが、軽井沢ブリケット薪は軽井沢町内の造園業で出る枝、軽井沢町内をはじめ長野県内の間伐材などを原料にしている。自社工場で間伐材からブリケット薪の完成まで一貫生産。造園業では、多いところで年間700万円もの処分費がかかる。お金をかけて処分している“ゴミ”が、ブリケット薪に生まれ変わることで有効活用できる道が拓けた。また、他の自治体では 「一般廃棄物」 というゴミとして扱われる間伐材や枝は、軽井沢町では 「再生資源」 とされチップ化して利用を促進しているが、まだまだ利用が追いつかない現状があり、その点でもブリケット薪は大きな可能性を秘めている。

4本入り/約5~5.5kg  8本入り/約10~11kg
燃焼時間:1本あたり、約1時間~1時間半
原料:松・ナラ等(配合等は間伐材の種類により異なる)
薪サイズ:直径約7cm x 長さ約40cm
※圧縮具合や素材の配合により異なる
https://karuizawa-firewood.jp/product/

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