トルコのサイクリングロード5選!自然や文化遺産を自転車で巡る旅
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年09月19日公開

エリア:中東  > トルコ / ジャンル:アクティビティ・スポーツ , 

トルコの文化観光省は、国の観光資源である文化遺産や壮大な自然、独自の文化で発展する都市を自転車で巡るサイクリングロードの旅を提案している。トルコでは、マウンテンバイク、ロードバイク、電動自転車向けに特別にデザインされた専用ルートがあり、そのうちの5つのサイクリングルートを紹介する。

ギュヴェルジンリック渓谷~ギョレメ野外博物館ルート
トルコを代表する観光地のカッパドキアの地域はマウンテンバイク用に特別に作られた7つのルートがある。カッパドキアのパノラマビューで知られるウチヒサル城を出発し、ギュヴェルジンリック渓谷の道を進み、ギョレメ野外博物館、メスケンディル渓谷、チャウシン村へ。ギュヴェルジンリック渓谷は緑豊かな植物に囲まれたトレッキングルートで有名。

リキアン街道~マーデンビーチ・ルート
リキアン街道は、フェティエ、オリュデニズ、バタフライバレー、カバック湾、カルカン、カシュ、ケコワ、デムレ、パタラ、オリンポス山、チュラル、ギョイニュク渓谷など20以上の大自然と古代都市を巡ることができるのが特徴で、「リキアン街道~マーデンビーチ」コースは、マウンテンバイクのために作られた18キロのコースがあり、海抜1,115mまで登ることができる。

聖母マリアの家~エフェスルート
紀元前6000年の歴史を持つエフェスは、ユネスコの世界遺産に登録されており、古代世界の七不思議のひとつ。アルテミスに捧げられた最大の神殿があるこの地域には、セルチュクから9kmの聖母マリアの家を起点に、エフェスの街までマウンテンバイクと電動自転車のルートを用意。標高414mからスタートし、5kmで標高350mまで下るルート。

キョイジェイズ~オルタジャ~ダラマンルート
ムーラのキョイジェイズ~オルタジャ~ダラマン間のルートは、2018年にエコトレイルとして22のコースが計画され、国際基準に沿った誘導標識を配置した15コース(マウンテンバイク用)、7コース(電動自転車用)があり通年楽しめる。オルタジャ地区中心部からスタートし、ダラマン川、イズトゥズビーチ、ブルーフラッグのサルゲルメビーチなど、赤ウミガメの産卵地の場所を通る。

イスタンブール~ヨーロッパ側森林ルート
イスタンブールには、電動自転車やロードバイクのための専用ルートがある。ヨーロッパ側の森の中にあるコースは、ボスポラス海峡の水辺に沿ってアジア側とヨーロッパ側の海岸線を取り囲むように配置され、ボスポラス海峡のヨーロッパ側の海岸線から「街の肺」と言われるベオグラードの森までサイクリングを楽しめる。

また、昨年から「サイクリストにやさしい宿泊施設証明書」を発行し、サイクリングの旅にフレンドリーな宿泊施設の情報を事前に入手することができる。現在、その基準を満たす施設が17カ所ある。

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