- 2024.05.08
国内外に42施設を運営する星野リゾートは、長期化するWithコロナ期における旅のあり方として、先ずは地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」を推進することを提案している。これは、コロナ期の旅行ニーズに合わせたサービスや地元を深く知るきっかけ作り、新型コロナウイルスの感染拡大を防止しながら地域経済を両立する新たな旅のあり方を創造することに繋がっていく。
特徴1 Withコロナ期の旅行ニーズ=小さな旅行
改めて旅の役割を見直し、上げ膳据え膳でゆっくり楽しむ食事や、思い思いに過ごす非日常のひとときなど、地元の方に「小さな旅行」を楽しんでもらう機会を創出し、3密回避しながら安心安全な滞在を提供する。
特徴2 感染拡大防止と地域経済を両立する観光
Withコロナ期における観光のあり方の前提は、観光によって感染拡大にならないように、観光による都道府県を跨ぐ長距離移動を避けること。マイクロツーリズムを通じて地域内観光を推進することで、ウイルスの拡散するリスクを軽減しながら観光の需要を高めていく。
特徴3 地域から学び「地域再発見」を提供
祭りや伝統文化、雄大な自然や旬の食材を活かした料理など、地域の魅力を再発見してもらう滞在を提供する。マイクロツーリズムを通じて、地域の方への体験機会や交流を深め、新たな気づきを得ることで星野リゾート施設を進化させていく。
特徴4 地域文化の作り手とネットワークを強め、運営力を高める
地域の魅力を旅館やホテルの滞在提案として実現するためには、地域文化の作り手の協力が不可欠。関わりが深い地域の状況把握に努め、地域で育まれた文化や生産活動を地域とのつながりを深めながら今まで以上に体験価値の高い魅力へつなげ、施設の運営をより強化していく。