ローカルに愛されて102年のダイヤモンドベーカリーがクラッカーパッケージ刷新
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2024年03月 8日公開

エリア:ハワイ / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ハワイの老舗製菓会社として知られる「ダイヤモンドベーカリー」は、人気商品オリジナル・ハワイアン・ソーダクラッカーのパッケージを刷新した。地球環境に配慮し、少しでもプラスティックを減らすため、30年余り親しまれてきた透明なセロファン袋入りのパッケージから長方形の紙箱に変更した。新しいパッケージも赤を基調にしたデザインで、地元の人がよくクラッカーと一緒に食べるポチュギービーンスープ(ポルトガル風豆のスープ)の写真が印刷されている。

今後、透明なセロファンのパッケージに入ったすべてのダイヤモンドベーカリー製品は順次紙箱入りに変わって行く予定。ハワイの老舗のお店も新時代を迎えて持続可能な環境に優しい企業努力を続けている。また、地域社会への貢献を目指すダイヤモンドベーカリーでは、新しい紙箱入りクラッカーの収益の一部をハワイのカピオラニ病院に寄付するため、箱の側面にはその情報も記されている。

ダイヤモンドベーカリーのカリヒ工場(ホノルル市)では、ファクトリーショップを平日の午前10時から午後2時までオープンしており、全種類の商品が展示されている。

ダイヤモンドベーカリーは、1921年、村井秀五郎、昼屋菊太郎、村本ナツという3人の日本人移民によって創立。おいしいクラッカーを生産するハワイ初のベーカリーという目標を掲げてその歴史をスタート。最初の数年間は試練を迎えるが、1926年に大企業での製造経験を持つマスターベーカー、サム・ダンフィーを迎え、1937年までには厚みがあって歯応えの良い高品質のクラッカーやクッキーの開発に成功。ハワイアンソーダクラッカー、グラハムクラッカー、サルーンパイロット、ロイヤルクリームなど、当時から大人気の商品は現在も変わらず生産され、何世代にもわたるハワイのローカルに愛されている。

ダイヤモンドベーカリーファクトリー
住 所:756 Moʻowaʻa St, Honolulu, HI 96819
営業時間:10:00 AM – 2:00 PM (月〜金)
休 日:土、日、祝日
駐車場:敷地内に数台分のビジターパーキング有り
ウェブサイト:https://www.diamondbakery.com

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