サンフランシスコ国際空港のセラピープログラム「ワグ・ブリゲード」10周年
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年12月20日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > カリフォルニア州  > サンフランシスコ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

世界で最も忙しい空港のひとつとされる「サンフランシスコ国際空港」では、旅行者のストレスや疲労の軽減を目的に2013年に導入された動物セラピープログラム「ワグ・ブリゲード(Wag Brigade)」が2023年12月で10周年を迎えた。

サンフランシスコ動物虐待防止協会(SF SPCA)による動物介在療法(AAT)プログラムでトレーニングを受けて認定された動物たちは、セラピーアニマルとして旅行者と一緒にターミナルを歩き、触れ合うことで癒やしや楽しさを提供しており、これまでに、犬、うざぎ、豚などのセラピーアニマルたちがサンフランシスコ国際空港で活躍している。今年は、サンフランシスコの路上で保護された猫のデュークが新たに仲間に加わった。

サンフランシスコ国際空港の担当ディレクターは、「ストレスの少ない空の旅を実現し、利用者に驚きと喜びの瞬間を提供することをビジョンとし、ワグ・ブリゲードは10年前の導入以来、乗客と従業員に愛されてきました。このパートナーシップの実現に尽力してくれたSF SPCAと、長年にわたってボランティアとして献身的にサポートしてくれた何十人ものペットオーナーに感謝します」とコメントしている。

また、SF SPCA CEOのジェニファー・スカーレット博士は「サンフランシスコ国際空港での彼らの存在は、旅行者のストレスを和らげ、旅を充実させるという顕著な効果を強調しています」と語っている。

サンフランシスコ国際空港は、毎年恒例のUSAトゥデイ読者が選ぶアワードで複数の賞を受賞した。「ショッピングに最適な空港ベスト10」に選ばれたほか、"Best Airport Grab-And-Go Food "部門では、国際線ターミナルと第2ターミナルにあるナパ・ファームズ・マーケットがベスト10に選出。さらに、同空港内の国際線ターミナルにあるヴァージン・アトランティック・クラブハウスが「ベスト・エアポート・ラウンジ」を受賞した。また、フード・アンド・ワイン誌でも同空港は「ザ・ベスト・アメリカン・エアポート・オブ・フード」に選ばれている。

サンフランシスコ国際空港
https://www.flysfo.com

サンフランシスコ観光協会
https://www.sftravel.com

Photo 1©️ Duke Cullinan on Unsplash

【お問い合わせ】

risvel facebook