乗り換え・乗り継ぎ旅客対象の無料で楽しめる「フリーシンガポールツアー」を再開
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年04月21日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

シンガポール航空とシンガポール政府観光局、チャンギ空港グループは、新型コロナウイルス感染症の影響で約2年間中断していた無料で楽しめる「フリーシンガポールツアー」を乗り換え・乗り継ぎ旅客者を対象に4月3日より再開した。

また、コロナ以前に実施していた3つのツアー(市内観光ツアー、ヘリテージツアー、ジュエルツアー)に、新たな観光スポットのチャンギ地区ツアーを加えた。チャンギ地区ツアーは、チャンギ空港を囲むシンガポールの東部タンピネス地区の見どころを紹介。各ツアーの所要時間は2.5時間で、毎日開催されており、今後1日9回まで順次拡大する。

コロナ前のチャンギ空港は、乗り換え・乗り継ぎ客が旅客数の約30%を占めており、ハブ空港としての魅力を高め、乗り換え・乗り継ぎの利用者がシンガポールを訪れるきっかけとなるよう1987年に初めて同ツアーが導入された。2019年には、8万人以上の乗継旅客がフリーシンガポールツアーに参加し、利用者のうち上位はインド、オーストラリア、インドネシアからの乗り継ぎ旅客で、インドとオーストラリアの旅行者が参加者全体の3分の1以上を占めている。

今回のツアー改定では、シンガポールのサステナビリティへの取り組みを知ってもらうために、訪れる場所の一部をサステナビリティの観点から紹介している。例えば、タンピネス・ハブの屋上にあるエココミュニティガーデン(チャンギ地区ツアー)、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(市内観光ツアー)、ジュエル(ジュエルツアー)で実施されている環境維持への取り組みなどである。

2023年2月13日より、シンガポールでは各種制限が大幅に緩和され、短期旅行者のワクチン接種証明/新型コロナウイルスの陰性証明や接触追跡アプリはすべて撤廃され、コロナ前のようにシンガポールを訪れることができるようになり、マスク着用も一部を除き任意となっている。

ツアーは事前予約で
事前予約はチャンギ空港のホームページで受け付けている。なお、フリーシンガポールツアーへの参加を希望する場合、乗り継ぎ時間が5.5時間以上24時間未満であることが条件。ツアー参加にはシンガポールの有効な入国査証が必要となる。

フリーシンガポールツアーの詳細:
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/plan-travel/privileges/free-singapore-tour/


各ツアーの詳細な旅程(英語):(以下をクリックして詳細へ)
市内観光ツアー
ジュエルツアー
チャンギ地区ツアー
ヘリテージツアー(英語のみ)



シンガポール航空
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/home#/book/bookflight

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