琉球王朝時代の体験型トリートメントの新メニュー
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年08月30日公開

エリア:アジア  > 日本  > 沖縄 / ジャンル:スパ・ビューティー , 

沖縄県読谷村の鍼灸サロン「Ocean side Acupuncture studio」は、琉球王朝時代に島人(シマンチュ)の健康を守り、病を癒してきたヤブーと呼ばれる治療師が行っていたと言われる手法を過去の記録から紐解き、現代的に再構築し、自身の生命力を感じ、心身を整えるための体験型トリートメント「琉球Acupuncture」シリーズを提供している。

ウェルネス、ウェルネスツーリズムを産官学連携で取り組む日本アジアの研究開発拠点である国立大学法人琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野と連携し、沖縄の持つ歴史的な背景や土着の文化、先人の叡智に学び新しい価値を創造する“リジェネレーティブ”(再生と創造)をテーマとして議論を重ねた本格鍼灸SPAトリートメントとして完成させた。

琉球Acupunctureの特徴
長く続いたコロナ禍による身体的、精神的ストレスからの回復のため、沖縄の自然に癒しを求めるニーズに応えるために誕生した。歴史ある島で古くから健康づくりに役立てられていた島の薬草を使用し、古来の施術方法をベースとして身体に優しく働きかけることで心身を整え、自然と体の調和を求める。

琉球Acupuncture誕生の背景
島の人たちはドゥーヨージョー(健康法)として庭や裏山に生えている薬草や、病気に効くという虫や動物などを食し、身近な人の健康を守っていた。各集落にはヤブーと呼ばれる治療師たちがおり、今でいう鍼灸師と似ていて針や灸、島に生える薬草などシンプルな道具を使って治療を行い、時にはユタ(祈祷師)のように祈りを持って病を祓い集落の人々の健康を守っていた。

時代が進み医療の近代化と共にヤブーの名前は「ヤブ医者」(無資格のニセモノ医者)として揶揄されるようになり、その名を名乗る者が減る事でその存在は徐々に廃れていったが、その技法は現代も島の至る所で民間療法として一部残っており、健康法として日常的に活用される場面が見られる。

琉球Acupuncture 8月15日からの新メニュー

【琉球薬草パッケージ】 120分 25,200円
ヌチグスイ(命の薬)として古くから親しまれてきた琉球の豊富な薬草。昔は煎じて飲んだり、薬草を焼いた煙を体に吹きかけたり、すり潰して皮膚に塗布することで薬効を求めたと言われている。古より今も親しまれている県産の薬草で作ったハーバルボールを蒸し、蒸気で身体を温めながらマッサージを行い、全身の循環を促しながら本来持つ生命力を高めていく。

【ちゅらかーパッケージ】 100分 21,200円
お清めにも使われる月桃(サンニン)灸で身体を温める。顔の緊張をほぐし、表情をやわらかくする美顔はりに加え、目的に応じて選ぶ県産自然素材のデコルテ、フェイシャルパックを行い、強い紫外線を受けた肌をケア。

Ocean side Acupuncture studio
https://ocean-side.okinawa/

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