【編集部推薦映画】食の王国シンガポールを舞台に繰り広げられる家族の想いの物語
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年03月 8日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:サービス・商品情報 , グルメ・スイーツ , 

シンガポールと日本の外交関係樹立50周年(2016年)をきっかけに製作された映画『家族のレシピ』が2019年3月9日より全国で公開される。

《ものがたり》
実家のラーメン屋で働く真人(斎藤工)は、日本人の父(伊藤剛志)とシンガポール人の母(ジネット・アウ)の間に生まれた。急死した父の遺品の中に、20数年前に亡くなった母の日記を見つけた真人は、若き日の両親の足跡を追ってシンガポールに渡る。やがて現地在住の日本人フードブロガー(松田聖子)の協力を得て、叔父(マーク・リー)や祖母(ビートリス・チャン)と出会い、両親のせつない愛の秘話を伝えられるが、そこには真人が初めて知る両国の痛ましい歴史が横たわっていた。日本料理の板前だった父と、街の食堂の娘だった母を結びつけたバクテーはどんな味だったのか?そして母が叶えたかった願いとは…?バラバラになった家族を再びひとつにするため、真人は自らのルーツに向き合い、家族の想いを融合させたある料理を完成させていくー。

バクテー(肉骨茶)とは
バクテーは、豚の骨付きあばら肉などをスパイスやハーブと一緒に煮込んだ料理。中国から現在のシンガポールやマレーシアにやって来た労働者が食べ始めたのが発祥と言われている。バクテーは、国の経済発展と共により広い層に普及し、シンガポールとマレーシアのソウルフードのひとつとなっている。名前に反して茶葉は入っていない。食後に必ずお茶を飲んだことから「茶」がついたとする説や、元の名称「肉骨地」の「地」が「茶」と混同されて「肉骨茶」になったとする説などがある。

『家族のレシピ』 原題 RAMEN THE 89分
シンガポール・日本・フランス合作映画
公開日:2019年3月9日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー
出 演:斎藤工、マーク・リー、ジネット・アウ、伊原剛志、別所哲也、ビートリス・チャン、松田聖子
監 督:エリック・クー 『TATSUMI マンガに革命を起こした男』
製 作:Wild Orange Artists、Zhao Wei Films、Comme des Cinemas、Version Originale
脚 本:ウォン・キム・ホー
配給:エレファントハウス/ニッポン放送
公式サイト:https://www.ramenteh.com/


© Wild Orange Artists/Zhao Wei Films/Comme des Cinemas/Version Originale

【お問い合わせ】

risvel facebook