マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドン 大規模改装第1期が完成
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年10月13日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国)  > ロンドン / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

ハイドパークの玄関口のひとつであるナイツブリッジに佇む「マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドン」の大規模改装の第1期工事が完了した。昨年11月より実施を開始した大規模な改装作業は、ナイツブリッジに面した客室とスイートルーム計95室および、ホテルロビーとラウンジ部分となる。すでに第2期の改装工事を実施しており、完成は2018年後半を予定。なお、改装工事期間中も通常通りの営業を続けている。

100年以上の歴史を刻むエドワード7世時代の赤レンガの外壁が印象的なマンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドン。新しいホテルロビーとラウンジは、自然光が溢れる明るい開放的な空間に甦った。エドワード朝時代の装飾とハイドパークの豊かな自然をデザインモチーフに取り入れ、アールデコ調で統一した特注の家具を配し、従来以上に快適でラグジュアリー感が溢れる空間を演出している。

コンテポラリーでアールデコ調が基調の新客室は、それぞれ異なるレイアウトで構成され、自然をモチーフに取り入れた装飾を随所に取り入れている。壁面には温かみのあるグレーの羽目板を使い、金箔が施された鏡の作品を配置。客室からは、高級ブティックが軒を連ねるナイツブリッジの景観または中庭を臨む。

スイートルームでは、優雅な装飾を施した玄関ホールが宿泊客を出迎える。ハイドパークの自然をイメージした内装のリビングルームには、金とクリスタルガラスで作られた特注のドングリ型シャンデリア、ベルベット素材のソファー、読書専用のチェア、本革張りのデスクを配置。ベッドルームもハイドパークの自然をテーマにしたデザインで、壁紙はイギリスの高級壁紙ブランド「フロメンタル」を採用。ベッドボードの両脇と上部には馬の毛が織り込まれた壁掛けの照明やグロス仕上げで塗装した壁が特徴的。大理石フロアのバスルームには、ウォークインシャワーとバスタブ、洗面ユニットを2台用意し、ロンドン発のフレグランスブランド「ミラー・ハリス」やヘアケアブランド「ジョー・ハンスフォード」のアメニティを用意。

現在実施中の第2期改装工事では、ハイドパークに面した残りの全客室の改装を行うほか、ロンドン市内の景観を見渡すプライベートテラス付きのペントハウススイートが新しく2部屋誕生する。「スパ アット マンダリン オリエンタル」も同様に、時代の最先端をいくスパ施設として大幅改装される。さらに、柱廊、バンケットルーム、レストラン「ディナー バイ ヘストン ブルメンタール」もソフト改装を行う。

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