【シンガポール旅】新鮮なドリアンを味会わないのはもったいない!?
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年05月10日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

一度好きになったら忘れられない美味しさ所以に「フルーツの王様」と称されたり、強烈な生ゴミのような匂いから「悪魔のフルーツ」などと揶揄されたり、ドリアン(Durian)は、まさに魅惑のフルーツ。シンガポールでは通年ドリアンを食べることができるが、やはり6月〜8月、12月〜1月の年2回のフレッシュなシーズンに是非味わってもらいたい。

シンガポールのドリアンは、ほとんどがマレーシア産。ドリアンの品種は100種類以上あるそうだが、お薦めの品種は、濃厚で色の濃い「猫山王(Mountain Cat)」とサルタン・ドリアンと呼ばれる「D24」。はじめてならクセの少ないあっさりしたD24がオススメ。

シンガポールには、ドリアンや果物を専門に販売するドリアンストリートがあり、もっとも有名なのがゲイラン地区のシムズ・アベニュー(Smis Ave.)。自分で好きなドリアンを選んで、テーブルに座ってドリアンを食べることができる。また、市内中心部なら夜遅くまで賑わっているブギス・ストリート周辺(Qween St.)や、チャイナタウン(Trengganu St.)でも食べることができる。お店やシーズンによって価格は異なるが、1kgあたりで$15前後。小ぶりで形の良いものを選んで、その場で割ってもらう。

ドリアンは、トゲトゲした硬い殻の中は5つの部屋に分かれ、種子を包むように綺麗なパステル調の黄色の果肉がある。その独特の香りと濃厚な味わいは好き嫌いが分かれるところだが、ドリアンの味を一言で表現すると、カスタードクリームにフルーツリキュールを混ぜたような味わいで、舌にまとわりつくような濃厚さが特徴。

ドリアンは、とても栄養価の高い果物でミネラルも豊富。ビタミンB郡も豊富に含まれているが、非常に高カロリーなので血糖値が上がりやすいので注意も必要。また、科学的な根拠はないそうなのだが、ドリアンを食べる国の人たちは、アルコールと一緒にドリアンを食べない。前後のアルコール摂取は控えた方が良いだろう。

ちなみに日本でもドリアンを購入できるがとても高価。日本に入ってくるドリアンのほとんどはタイ産かフィリピン産。ドリアンの原産地はマレーシア半島。どうしても生のドリアンはちょっと…、という人には、ドリアンチョコレート、ドリアンパフ、ドリアンジェラート、ドリアンをトッピングしたアイスカチャンなどの加工品から試して見ても良いかも知れない。チャンギ国際空港にもドリアンを使ったプリンやドリアン餅を販売しており、必ずここで最後の“ドリアン・テイスト”を堪能しないわけにはいかないのだ。

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