旅の扉

  • 【連載コラム】地球に優しい旅しよう!
  • 2017年2月28日更新
自然と動物好きなトラベルジャーナリストの旅コラム
travel journalist:平野 美紀

爽快!名所めぐりも楽々♪シドニーを自転車でのんびり走るバイク・ツアー

オペラハウスの周りをぐるっと自転車で周る新体験!zoom
オペラハウスの周りをぐるっと自転車で周る新体験!
オーストラリアの都市の中でも、割と中心部に見どころが集中しているシドニー。

中心部に当たるエリアは、それほど広くないとはいえ、歩き回るのは結構ツライ!
なぜなら、シドニーは緩い坂が多く、結構足にくるのです…

しかも、メルボルンならトラム、パースならCATバスといったような無料の交通機関もなく、現在、中心部のメインとなる通りがライトレール(トラム)敷設工事中でバスも車も通れない…と最悪な事態に。(ちなみに、ライトレール開通するのは2019年初めの予定)

残された観光の足は歩くしかないのか?・・・と、お嘆きの方に朗報です!?
港や植物園を眺めながらスーイスイっと♪zoom
港や植物園を眺めながらスーイスイっと♪
近年、シドニー市は、中心部の交通渋滞緩和と環境への配慮から、バイク(自転車)の活用を推奨しており、専用レーンなどの整備が進められています。

そこで、シドニーの名所をアシスト付き自転車でのんびりめぐってみませんか?というご提案です。

観光名所はもちろん、自分の行きたいところへスイスイと行けちゃう便利なバイク(自転車)があれば、シドニーの魅力が倍増すること間違いなし!?
ハーバーブリッジを望むロックスから出発!zoom
ハーバーブリッジを望むロックスから出発!

■短時間に効率よく観光スポットをめぐるバイク・ツアー

ハーバーシティ・シドニーをバイクで走り抜けるのは、本当に爽快!

心地よい潮風を全身に感じながら、歩いているだけでは見つけることのできなかった場所や見どころを発見できるのが、バイク・ツアーの大きな魅力です。

今回ご紹介するバイク・ツアーは、シドニー観光では外せない歴史地区ロックスからスタート。

バイク&シドニー通の頼もしいガイドさんの先導で、オペラハウスやハーバーブリッジ、開発途上にある新エンターテインメント地区バランガルーなど、歩いているだけでは周りきれない観光スポットを効率よく巡ることができます。
オペラハウスの前で記念撮影zoom
オペラハウスの前で記念撮影
バイク(自転車)は子供用から大人用まで、様々なサイズが用意されているので、早めに行って、自分に合ったバイクを確保しましょう。

また、子供連れの場合は、子供と一緒に乗れるタンデム・タイプや子供を乗せて自転車で引っ張れる三輪カート(キッズ・キャリア)などもあります。ただし、数に限りがあるので、予約しておくのがベストです。
タンデム・タイプのバイクも貸出し可能zoom
タンデム・タイプのバイクも貸出し可能

■自分たちだけで気ままに。セルフ・バイク・ツアー

ガイドさんや他のツアー客と一緒じゃなく、自転車でひとり気ままにシドニー観光したい!という人には、バイクだけをレンタルして巡るセルフ・バイク・ツアーがおすすめ。

日本のレンタル自転車と同じように、バイクだけを時間単位で借りることができます。
バイク専用レーンが整備されて安全に通行できるのもGood!zoom
バイク専用レーンが整備されて安全に通行できるのもGood!
もちろん、上記でご紹介した子供向けのバイクやタンデム、三輪カートも貸出し可能です。大人2人子供2人までの家族なら、ファミリー割引もありますので、家族みんなで、のんびりと自転車でシドニー観光するのにうってつけ。

貸しバイクで周るセルフ・ツアーの場合は、出発前に地図をもらって、おすすめルートを教えてもらうのもGood。テイクアウェイのサンドイッチを買って、ちょっと郊外の公園でバードウォッチングしながらランチ…なんてこともできちゃいます♪

気ままなシドニー・バイク・ツアー、ぜひ一度お試しあれ!

ボンザ・バイク・ツアー 
シドニー市サイクリング情報 
travel journalist:平野 美紀
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。
トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆やラジオ出演などの傍ら、
旅行情報サイトも運営。目下の関心事は、野生動物とエコ。
個人ブログ:http://tabimag.com/blog/
海外旅行情報サイト「@-Waveたびまぐ」:http://www.tabimag.com/
オーストラリア旅行情報サイト「オーストラリアNOW!」:http://australia-now.info/
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