旅の扉
- 【連載コラム】オススメ情報を編集部がピックアップ!
- 2016年11月5日更新
- リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部
ホノルル到着日からフル活動する秘策は機内での快適な過ごし方にあった!
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- 成田国際空港からハワイへ出発!
- 今回、リスヴェル編集部がハワイ現地取材のフライトに選んだのは、成田、大阪、名古屋、福岡と主要4都市からハワイへ直行便を運航するデルタ航空。ファーストクラスをあえて設けず、機内での快適なフライトのための最上級サービスをビジネスクラス「デルタ・ワン」に力を注いでいる。リスヴェル編集部で搭乗するのは2013年のシアトル取材以来だから、「デルタ・ワン」にリブランドされてからは初めて。約7時間のハワイまでの飛行が出発前からとても楽しみでワクワクしていた。
先ず、「FLY DELTA」アプリをダウンロードして座席を指定し、往路の食事に和食を予約した。同行した編集者は食事の予約をせずに、あえてその日の気分で食事を選択することにした。出発日は空港へ向かう途中でオンラインチェックインを済ませることができた。時間帯や時期によって長蛇の列ができる空港カウンターも少なくないが、デルタ・ワンのチケットがあれば、SKY PRIORITYサービスが受けられるため、並ぶことなく優先カウンターで手続きができる。デルタ・ワンでは、重量32kg以内の手荷物を2個まで無料で預かってくれる。そして、優先取扱いタグが付けられるから、ホノルル空港到着後の受託手荷物を受け取るまでの待ち時間も短縮できる。
セキュリティ検査にも優先レーンが設けられており、スムーズに出国手続きまで進むことができた。SKY PRIORITYは、マイレージプログラム「スカイマイル」の上級会員資格、または航空連合「スカイチーム」加盟各社のマイレージプログラム上級会員資格を保有している乗客も利用できる。
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- 広くゆったりした成田空港のデルタ スカイラウンジ
- 税関を通関して、免税店に寄り道しながら空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」へ。デルタ スカイクラブは第1ターミナル北ウイングの第1と第2サテライトにあり出発ゲートに近い方が案内される。
受付を済ませて中へ入ると、広くゆったりしたソファ席もたっぷり。窓からは、駐機している飛行機や、滑走路の離発着が眺められるので、飛行機好きにはたまらない場所。フードコーナーには、生野菜、稲荷寿司や巻き寿司、つくね、一口サイズのケーキが並んでいる。暖かい中華粥や季節のスープなどのホットミールがあるのも嬉しい。ドリンクバーは、ソフトドリンク、珈琲紅茶、ワインや日本酒、自動ビールサーバ機など迷うほど種類豊富。出発までメールチェックしたり、ホノルルの天気を調べたり、搭乗までの時間を寛いで過ごせる。
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- 完全に水平になるフルフラットシートが快適なデルタ・ワン
- 快適なラウンジでの時間もあっという間に過ぎ、搭乗開始案内とともにゲートへ。もちろん、デルタ・ワンのチケットがあるので優先搭乗が可能で先に案内してもらえる。機内へ入ると、座席にはウェスティンホテルがデルタ航空のために開発した軽くてふかふかな「ヘブンリーベッド」製の掛け布団とフルサイズの枕、TUMIアメニティポーチがセットされている。広い!中央席を選んだが他の席の人の顔が見えない。どの座席も通路から直接出入りできる配置になっていて、気兼ねすることなく離席できるのがいい。各座席に電源とUSBポート、読書用LEDライトが装備されていて、早速スマートフォンを充電。席に着くと客室乗務員がオレンジジュース、シャンパン、マイタイなどのウェルカムドリンクをサーブしてくれる。ハワイ気分を盛り上げるマイタイを味わいながら今晩観る映画をチェック。スリッパに履き替え、出発までしばし快適な態勢をセット。
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- 陽気でフレンドリーなデルタ航空の客室乗務員
- 往きのハワイ路線は夜便で、ホノルルの早朝に到着するため機内では少しでも眠った方がホノルル初日をフルで楽しむことができる。デルタ航空では睡眠環境を整えるため、サービスに様々な工夫をしている。飛行高度が安定するとおしぼり、ドリンクサービスがスピーディーに始まり、早々にオーダーした和食もサーブ。同僚は3種類のメインから選べる洋食からビーフシチューを選択。このビーフシチューのお肉がやわらかくて絶品だったらしく、これから寝るというのに完食していた。和食は季節野菜と魚で軽めにいただくのに丁度良い。
高度1万メートルで美味しく飲める厳選されたワインはもちろん、料理に合わせて日本酒や焼酎、ビールも用意されている。特にワインは、米国ベスト・ソムリエに選ばれた女性のマスター・ソムリエのアンドレア・ロビンソンが毎年2,000本のワインから空の旅にあうワインを厳選していて高い評価を得ているというからワイン好きなら外せない。食後はカフェイン抜きのスターバックス ヴィアのイタリアンローストデカフェをいただきながら、眠くなるまで映画でも観ることにした。
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- すべての国際線でWi-Fiが利用可能
- すべての国際線でWi-Fiが利用できるから、手持ちのノートパソコン、iPhone、iPadなどの端末からも、機内エンターテイメントの利用や、スカイマイル口座の残高確認、ホテルやレンタカーの予約やフライトの運航状況などの確認ができる。インターネット接続も必要に応じて1時間から有料で利用できるので、ホノルル到着までに仕事を終わらせたり、現地のレストランやスパなどをオンライン予約するなどにも便利。
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- ホノルル国際空港の入国審査
- 消灯した機内でどのくらい眠っただろうか。
窓を開けると眩しい朝日で一気に目が覚める。朝食にジュース、果物、ヨーグルト、デニッシュがサーブされ、いつも思うがデルタ航空のパンやペイストリーは本当に美味しい!着陸態勢に入るとオアフ島の西海岸が見えてくる。ハワイの自然はなんて美しいのだろう。
そんな優雅な気持ちになれるのも、フルフラットになるシートで横になり暖かい布団の中でぬくぬく眠れたからだろう。足のむくみも疲れた感じが微塵もない!体調抜群でこれから始まるホノルルの滞在初日を迎えられるのだから、やっぱりビジネスクラスは最高だ。
ホノルル空港の入国審査に進むと、顔写真と指紋を撮影する機械が沢山並んでいる。手続きが終わると用紙がでてくるので、それを持って入国手続きを行う。ターンテーブルに行くと黄色のプライオリティタグがついたバッグが陳列済み。着陸から驚くほどの早さでホノルル空港を後にした。