ベルギー老舗ショコラトリーのバレンタインコレクション
期間:2015年2月14日まで
[リスヴェル編集部]2015年02月 2日公開

エリア:ヨーロッパ  > ベルギー / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ベルギー北部のアントワープ。童話「フランダースの犬」の舞台として知られる街の老舗ショコラトリー「デルレイ」が2015年バレンタインコレクションを発表。「デルレイ」の象徴“ダイヤモンド”型のショコラをダイヤ型ボックスに詰めた限定商品。2月14日までデルレイ銀座店・表参道ヒルズ店・全国有名百貨店にて販売している。

デルレイは、本店のあるアントワープがダイヤモンド取引の中心地であることから、五角形にブリリアントカットのラインをあしらったダイヤモンドをブランドの象徴としている。今年のバレンタインには、この“ダイヤモンド”ショコラにピンクダイヤモンド(ミルク)やラインダイヤモンド(ダーク)など限定4つのフレーバーが登場。定番のフレーバーと共にダイヤモンドボックスに詰めて、その宝石言葉「永遠の絆」が象徴的だ。

アントワープは、中世よりルーベンスやヴァン・ダイクなどの美術界の巨匠を生み、また現代ではアントワープ王立芸術アカデミー出身のドリス・ヴァン・ノッテンら「アントワープの6人」などの世界的デザイナーを輩出した都市。

デルレイがこの地との縁を持ったのは第二次世界大戦前のこと。実業家フォースティンが経営していた8軒のチョコレートとワッフルのブティックに端を発する。ところがフォースティンは事業に失敗し破産の憂き目にあってしまう。数あるブティックの中でアペルマンストラート5番地の店を任されていたフォースティンの妻アデルは、この店だけでも守ろうと自らチョコレート職人を雇い立て直しに奔走。努力の甲斐あり、1949年に新たに「メゾン・レイ」として出発するに至った。これが「デルレイ」の始まりであり、現在もチョコレートの世界的なブランドとしてチョコレート愛好家に親しまれている。

ちなみに、ベルギーでは一粒チョコレートのことを「プラリーヌ」と呼ぶ。フランスに代表される一粒チョコレート「ボンボンショコラ」は、中身となる部分にチョコレートをコーティングするが、ベルギー方式ではチョコレートを敷き詰めた型(モールド)に中身を入れて固めて作る。そのためチョコレートのより精巧な形の表現が可能となり、ベルギーではその店伝統のオリジナル・モールドを持つショコラトリーが多く見られる。まさにデルレイの場合はダイヤモンド型だ。

デルレイ ダイヤモンドBOX
3個入り(1,944円) 6個入り(3,564円) 10個入り(5,724円) ※いずれも税込価格
販売期間: 1月19日~2月14日
販売場所: デルレイ銀座店・デルレイ表参道店・全国有名百貨店
公式サイト: http://www.delrey.co.jp

【お問い合わせ】

risvel facebook