インカ帝国の空中都市に生まれた美しきホテル　

zoom

アンデス山中の標高3600メートルの高所に築かれた、インカ帝国の空中の都、クスコ。15世紀から16世紀にかけて最盛期を迎えたクスコは、スペイン人によって大量の財宝が略奪され、町にはスペイン風の建築が建てられていったのです。現在でもクスコはペルー有数の町のひとつ。インカ帝国の名残とスペイン風の文化が融合した街並みは旅行者を魅了してやみません。

zoom

そんな魅力的な町に2012年にオープンしたのが、クスコきってのラグジュアリーホテル、ベルモンド パラシオ・ナザレナスです。2008年、もとはクスコの女性の修道院だった建物を、ホテルとして再建することが決定しました。しかし、いざ工事を始めると、次々にインカ時代の遺跡が発見され、考古学者の立ち会いのもとで工事を進めなくてはならないことに。実に4年もの歳月をかけ、2012年、ようやく完成することができました。
客室数55室のオールスイートのホテルは、庭を囲む回廊に結ばれた2階建てと、ペルー初の屋外温水プールに面した3階建て。もちろん、各部屋にバトラーサービスがあり、荷ほどきから観光の相談、そして、ペルーを代表する人気カクテル、ピスコサワーのサーブまで、なんでもこなしてくれます。冷蔵庫に入っている各種ソフトドリンク、クスケーニャビールはすべて無料というのも、少し嬉しいポイント。

zoom

特筆すべきは、バスルームの嬉しいアメニティです。クスコ産のハーブが詰まったバスピローは、バスタブにお湯を張って、ピローをお湯に沈めます。すると、ハーブ液が溶け出し、なんとも良い香り。エキスを抽出したバスピローは、ゆったりとお風呂に浸かるあいだ、頭とバスタブの間に置いておけば、ふんわりと香りが漂ってきます。心地よい香りが、全身の緊張を解きほぐし、深いリラクゼーションに導いてくれます。

zoom

プールサイドのレストラン、Senzoは、オールデイ・ダイニング兼シグニチャーレストラン。オーセンティックでありつつ、独特の感性を組み込んだ料理は、早くもペルーの人気レストラン。ペルーの大地の恵みを感じる料理を存分に堪能してください。

zoom

古代インカ時代とスペイン統治時代の面影を残す街、クスコに訪れた際には、歴史的遺産の中に佇む、美しきホテル、ベルモンド パラシオ・ナザレナスへぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか。

ホテル公式ホームページはこちら