ナショナル・ジオグラッフィックが選ぶ“ベスト・トリップ2015”に クスコ県の「チョケキラオ遺跡」が選出
期間:指定なし
[ペルー政府観光庁]2014年12月 3日公開

エリア:南米  > ペルー  > クスコ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 名所旧跡・観光施設 , アクティビティ・スポーツ

この度、クスコ県のチョケキラオ遺跡が、ナショナル・ジオグラフック誌の“ベスト・トリップ2015”に選出されました。ベスト・トリップは、ナショナル・ジオグラフィック・トラベラーが、毎年、新年に向けて世界20ヵ所のお勧めの旅行先を選び、読者に推薦するものです。

クスコ県とアプリマク県の境界、標高3,050メートルの山頂に位置するチョケキラオ遺跡(ケチュア語で“金の飼い葉桶”)は、第二のマチュピチュ遺跡とも謳われており、遺跡内にはテラス(段々畑)、広場、石室、灌漑用水路をはじめ堂々たる建造物が残っています。遺跡は、15~16世紀に9代インカ皇帝パチャクテク王の跡継ぎであったトゥパック・ユパンキまたはワイナ・カパクによって建造され、当時は祭祀上の目的に建造されたと考えられています。チョケキラオ遺跡は、伝説のビルカバンバ王国への関所でもあり、1536年のスペイン征服者の侵略によるインカ帝国崩壊後にもインカ帝国の人々が遺跡内に隠れていたという説もあります。チョケキラオ遺跡には、車や電車で直接アクセスすることはできないため、クスコから車でカチョラ(アプリマック)の村まで移動し、キャンプ泊のトレッキングにて2日間ほど歩いてアクセスします。

近年ではクスコからマチュピチュ遺跡に向かう“インカトレッキング”もとても人気を集めており、クスコを中心に魅力的なインカ時代の遺跡を巡るトレッキングツアーに世界中からの注目が集まっています。

National Geographic Travelerベストリップ2015: http://travel.nationalgeographic.com/travel/best-trips-2015/

【お問い合わせ】

risvel facebook