• ROUTE3:ノースショア篇 ~ゆるりハレイワタウン散策と、サンセット~

    サーファーを魅了してやまない地、ノースショア。シーズンの11月~3月になると数メートルにもなるビッグウェーブを求め、世界中のサーファーがノースショアのメインタウン、ハレイワに集結する。かつて、パイナップルやサトウキビのプランテーションで栄えたハレイワ。今も当時の面影を伝える町並みが残り、そのノスタルジックな雰囲気が魅力だ。また、現在ノースショアでは、コーヒーやカカオの栽培が進められ、この地域の特産に。農園直売のコーヒーを味わって見るのも楽しい。 カメがやってくるラニケアビーチや極上の夕陽が見られるサンセットビーチなど、みどころもいっぱい。ワイキキとは違う、素朴なハワイに出逢う旅に出発!

    地図
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    オアフの真ん中を南から北へ駆け抜ける

    ノースショアへはホノルルからフリーウェイH-1、H-2を経由し、カメハメハハイウェイへ。ワイキキを出発して40分を過ぎたあたりから、左右の景色は一面のパイナップル畑に。このあたりはオアフ島の一大パイナップルの産地だ。やがて右手に見えてくる赤い屋根の建物が、「ドール・パイナップルパビリオン」だ。ショップやレストランが併設されているので、休憩がてら立ち寄ってみても。もちろんフレッシュパイナップルの味見も可能。園内では他にも、かわいい列車に乗って園内を巡りながらパイナップル栽培の歴史が学べる「パイナップルエクスプレス」やガーデンツアーなどもある。ここを出発すると、ノースショアはもうすぐそこ。地平線の向こうに青い海が見えてくる。

    1)ノースショアに向かう道路から。眼下に青い海が見えてきたらノースショアはもうすぐ。2)輸入モノに押され、ハワイ産のパイナップルは減りつつある。2)ハレイワタウンの入り口は、この看板が目印。

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    ノースショア産のコーヒーとチョコレートを召し上がれ

    ハレイワの町に入る前に、まずは少し西にある、ワイアルアへ。ここでは近年人気が高まりつつある、オアフ島産のプレミアムコーヒー“ワイアルアコーヒー”を手に入れることができる。もともと、豊富な雨と肥沃な大地に恵まれた土地。かつて盛んだったサトウキビ産業の衰退に入れ替わり、コーヒーの栽培が盛んに。除草剤や農薬などを使わず極力自然の力で育てたコーヒーは、なめらかで口当たりがよく、程よいコクが楽しめる。また、近年は自家製のカカオでチョコレートの製造も開始。ワインと同じく、コーヒーもカカオも、土や太陽、風や雨がその香りや味に大きく影響を与える。ぜひ、ハワイ生まれのコーヒーとチョコレートの味を感じてみてはいかが?

    ワイアルアコーヒー向かいにあるのはノースショアソープファクトリーicon。ナチュラルな素材で作った石鹸は、肌にも環境にも優しい。マンゴーやハワイアンコーヒーなど、好みの香りをチョイスして。

    1)熟したワイアルアコーヒーの実。2)現在では「プレミアムコーヒー」として、ハワイ島のコナコーヒーと並び評判に。3)自家製カカオの香り高いチョコレート。4)ノースショアソープファクトリーの石鹸はすべてハンドメイド。

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    オールドハワイを感じる町、ハレイワ

    ノースショアの中心、ハレイワ。およそ3㎞に渡ってメインストリート沿いに1900年代初頭の建物が点在する小さな町で、ノースショアの名物、シェイブアイスを片手にのんびりと散策するのがお似合いだ。シェイブアイスで有名なのがマツモトストア。日系二世のマツモトマモルさんが1951年に開いた生活雑貨屋が始まり。サトウキビ労働者の喉を潤すために店の一角ではじめたシェイブアイスが、60年代サーファー達の間でブームになり、徐々に駄菓子や土産物中心の店になっていったと言う。

    お腹が空いていたら、店の前に停められたブルーのワゴンが目印のGrass Skirt Grill(グラススカートグリル)iconへ。地元の新鮮なアヒ(マグロ)とオーナーのジョニーさん自らが育てた新鮮な野菜をたっぷりつかったランチプレートが人気。オーナーのジョニーさんは、キュートなハワイアンガールのイラストで人気のアーティスト、マーク・スワンソンさんとも大の仲良し。2人ともサーフィンが好きで、海で顔を合わせるうちに意気投合したそう。店内にはスワンソンさんの絵も飾れているので、訪れたらぜひ見てみて。

    1)カラフルなシェイブアイス。2)グラススカートグリルの目印のブルーワゴン。3)一番人気のグリルド・アヒ。4)スワンソンさんとグラススカートグリルのジョニーさん。

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    ウミガメに逢いに行く 幸運を運ぶHONU(ホヌ)

    HONUはハワイ語でウミガメのこと。幸運を運んできてくれるという言い伝えがあり、ハワイではウミガメが様々なモチーフで使われているのを目にするはず。そのウミガメに逢えるのが、ハレイワの町から10分くらいの場所にあるラニケアビーチ。ここでは、ウミガメを見る上で絶対守らなくてはならないルールがある。それは、くれぐれもカメに触らないこと。現在、多くの観光客が訪れるため、ウミガメの上陸時にはボランティアスタッフが出動し、ウミガメにストレスを与えないよう守っている。いつまでもウミガメがやってきてくれるよう、絶対にルールは守って見学しよう。 ウミガメを見たあとは、旅の終点、サンセットビーチへ。サンセットまでに時間があれば、ビーチの向いのTed'sBakery(テッズベーカリー)iconへ。看板メニューのチョコレートハウピアは、滑らかなクリームとさくさくのパイのバランスが絶妙だ。

    1)ウミガメは午後になると甲羅干しに砂浜に上がってくるそう。ハレイワでランチをとった後、ラニケアビーチに寄ってみると、遭遇率が高いかも。2)カウミガメを守るボランティア。3)ココナッツミルクとチョコレートのパイ、チョコレートハウピア。

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    黄金に包まれる夕暮れ

    ワイキキでは見ることができないもの-。それは海に沈む夕陽。 ノースショアは夕陽が美しい。特に夕陽の名所として有名なのは、土地の名前にもなっている、サンセットビーチ。冬場はビッグウェーブが訪れサーファーで賑わうが、それ以外の季節は穏やかそのもので、子供たちの格好の海水浴場となっている。
    ノースショアの夕焼けはとてもドラマティックだ。徐々に人々がシルエットになり、あたりが金色に変わっていく。そして水平線の向こうへ太陽が姿を消す瞬間、全てを黄金に変えたと思うと、バラ色から宇宙の蒼まで見事なグラデーションを作り、やがてあたりは静かに闇に包まれていく。

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    ワイアルアコーヒー

    Waialua Coffee

    月~金9 :00 ~17:00、土8:00~17:00、
    日10:00~17:00、
    無休
    TEL:808-637-2624

    MAP

    # オアフ島ワイアルア生まれのコーヒーを生産する直売店。試飲も可能。隣接する農園で栽培されるカカオで作られるチョコレートと一緒に香り高いコーヒーを!

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    ノースショアソープファクトリー

    North Shore Saop Factory

    月~金9 :00~18:00、土8:30~18:00、
    日10:00~17:00
    無休
    TEL:808-637- 8400

    MAP

    # ハンドメイドの石鹸が手に入る石鹸屋。プルメリアや、パパイヤ、ククイナッツなど、ハワイの香りが楽しめる石鹸は肌に優しく、帰国後もリピーターが続出。

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    グラススカートグリル

    Grass Skirt Grill

    11:00~18:00
    無休
    TEL:808-637-4852

    MAP

    # ノースショアでランチといったらここ!プレートランチ以外にも、バーガーやサンドウ ィッチ、サラダなども。おすすめはやはり新鮮な魚を使ったメニューだ。

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    テッズベーカリー

    Ted's Bakery

    月~火7:00~18:00、水~日 7:00~20:00
    無休
    TEL:808-638-8207

    MAP

    # サンセットビーチに立つパイやペストリーの店。サクサクのパイとなめらかなココナッツクリームが絶妙の大人気のチョコレートハウピアの他、オムレツやホットサンドなども。