旅の扉

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  • 2019年6月10日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

ザ・ペニンシュラバンコクに滞在する旅 〜 広報担当者に聞いたザ・ペニンシュラバンコクの魅力

交通量の多い道路から私道へ。木のトンネルを抜けるとそこは別世界。zoom
交通量の多い道路から私道へ。木のトンネルを抜けるとそこは別世界。
世界10都市(香港、上海、東京、北京、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、バンコク、マニラ、パリ)と、現在イスタンブール、ロンドン、ヤンゴンにもラグジュアリーホテルを建設中のザ・ペニンシュラホテルズは、ホテルのある国や都市の文化、歴史、ライフスタイル、慣習、食などを尊重し、数々のユニークなプログラムを提供しています。

その中で、今年開業21年目を迎えるザ・ペニンシュラバンコクの魅力を探るために、ザ・ペニンシュラバンコクの広報担当者に、バンコクならではの滞在やザ・ペニンシュラバンコクの特徴について伺いました。
フルーツカービング、フラワーアレンジメントのデモンストレーションzoom
フルーツカービング、フラワーアレンジメントのデモンストレーション
待ち合わせ場所は、世界的にも有名な伝統あるアフターヌーンティーが楽しめる「ザ・ロビー」。エントランスには、タイで受け継がれている「フルーツカービング」のデモンストレーションが行われていました。フルーツカービングそのものも繊細で素晴らしいのですが、職人さんの所作や佇まいそのものがまるでアートのように美しく、「ザ・ロビー」を華やかな優しさで包み込んでいます。
ユーモアあふれる温かい人柄の広報担当者が笑顔で出迎えてくれました。席に着いて、陽射しが強い午後にオススメというアイスティーをオーダー。ピンクのアイスキューブの方がLychee Iced Tea(ライチ・アイスティー)で、ブルーのアイスキューブはButterfly Pea Iced Tea(バタフライピー・アイスティー)です。

バタフライピーとは、タイで昔から愛飲されている青いハーブティー。豆科の植物で蝶のような青い花びらだからバタフライピーというそうで、その名の通りほのかに豆の香りがします。タイでは昔から髪が美しくなると女性に好まれて飲まれているそうです。アントシアニンが豊富で血液がさらさらになることから眼精疲労や育毛促進の効果があります。
「ザ・ロビー」でいただいたライチとバタフライピーの可愛くて涼しげなアイスティーzoom
「ザ・ロビー」でいただいたライチとバタフライピーの可愛くて涼しげなアイスティー
チャオプラヤー川の川沿いに建ち全室リバービューのザ・ペニンシュラバンコク。首都バンコクにありながらも喧噪から離れているため、シティホテルとしてだけではなく、リラックスして癒やしも得られるリゾートホテルとしての機能も兼ね揃えているのが特徴です。

初めてタイを訪れたゲストが遠方へ行かなくてもタイの伝統文化に触れられる機会を提供しており、施設内ではフルーツカービングやフラワーメイキング、ハーバルボール作りなどのデモンストレーションを行っています。
バニヤンツリーの下で托鉢体験zoom
バニヤンツリーの下で托鉢体験
また、仏教国タイならではの托鉢体験の機会もあります。信仰心の深いタイでは僧侶へ食事を寄進する托鉢の習慣がいまもなお残っています。ホテル近隣のお寺から訪れる僧侶へホテルのシェフが用意した食事を渡し、僧侶に読経してもらいます。私も体験してみました!タイ仏教の世界観に触れ、朝から静寂な空間で身も心も清められました。

タイの施設にはどこでも祠が祀られています。ザ・ペニンシュラバンコクも、エントランスにある大きなバニヤンツリーの木の下にあります。聖なる木には、しめ縄のようにカラフルなリボンが結ばれているので、意識して見るとあちこちにあるのが分かります。
タイのウェルネスや文化を体験できる無料のデイリーアクティビティzoom
タイのウェルネスや文化を体験できる無料のデイリーアクティビティ
ザ・ペニンシュラバンコクでは、人々が長生きするために必要な4つの要素、1 Eating(食べる)、2 Sleeping(眠る)、3 Exercise(運動)、4 Meditation(瞑想)を取り入れているそうです。

ExerciseとMeditationには、タイのウェルネスや文化を体験できる無料のデイリーアクティビティが毎日用意されています。午前と午後にヨガやムエタイボクシングクラス、ストレッチ、ピラティス、水中エクササイズなどがあり、予約せずに気軽に参加することができます。私は朝6時からの「サンライズヨガ」と、ストレスを軽減する「ストレッチ」クラスに参加しました。早朝のサンライズヨガはチャオプラヤー川からの風を感じながら、夕方のストレッチはバンヤンツリーの木漏れ日の下で体験したのですが、その空気感が心地良くて心身共に深くリラックスすることができました。EatingとSleepingについては、別コラムで詳しくご紹介します!

そして最後に、広報担当者ご自身の週末の過ごし方について聞いてみると、リラックスするためにヨガをしたり、食べることが好きなので新しくオープンしたカフェやレストランを訪れたりするそうです。でも昔から一番好きなレストランはホテル内にある広東料理「メイジャン」で、勤務する以前から通っていると伺いました。

日本へもたびたび出張で訪れているということで、タイからのお土産は何が良いか聞いてみると、「タイヘ旅行に来て美味しいタイ料理を食べたら、それを親しい人にも味わってもらいたいと思うはず。トムヤンスープをお裾分けしたかったら、ジムトンプソンミュージアムで売っているトムヤン味のライスクラッカーがオススメ。自社農場で米や野菜を育てていて、タイで味わったトムヤンスープをそのまま持って帰れますよ」と教えてくれました。

また、深夜便で朝早くバンコクに到着したら、ザ・ペニンシュラバンコクではホスピタリティルームを提供しているそうですが、せっかく早朝に起きているのだから、朝の神聖な雰囲気を感じることができる近くのお寺を訪れると良いとアドバイスしてくれました。僧侶は4時頃から鐘を鳴らして朝の準備を始めています。または、ホテルのプールサイドでのんびりするのも、スパで心身リラックスするのも良いと、優雅な時間の過ごし方も教えてくれました!皆様も早朝にバンコクに着いたら是非近くのお寺を訪れてみてはいかが。

問い合わせ先:

ザ・ロビー(The Lobby)
ブレックファスト:6:30 - 11:00
ランチ:11:00 - 14:00
アフターヌーンティー:14:00 - 18:00
ディナー:18:00 - 23:00
ドリンク:24:00まで

ザ・ペニンシュラバンコク(The Peninsula Bangkok)
333 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok 10600, Thailand
TEL +66 (2) 020 2888
ペニンシュラホテルズ・リザベーションセンター
0120-348-288(フリーダイヤル/日本語対応)
https://www.peninsula.com/ja/bangkok/
Editor:リスヴェル編集部
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