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- 羽田発でシアトルへ!Vol.13 世界遺産のオリンピック国立公園へ <ルビー・ビーチ~空港編>
旅の扉
- 【連載コラム】トラベルエディターの旅コラム
- 2013年8月28日更新
- 世界で一番好きな場所
Editor:スミタナオコ
羽田発でシアトルへ!Vol.13 世界遺産のオリンピック国立公園へ <ルビー・ビーチ~空港編>
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- 流木が打ち上げられたルビー・ビーチ
- ホー・レインフォーレストを後にしたら、101まで戻り、ひたすら南下。およそ1時間ほどで、太平洋岸に出ます。森の中から海に出たところにあるのが、ルビー・ビーチ(Ruby Beach)です。
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- 荒廃した「世界の終わり」を感じさせる景色
- 駐車場にクルマを停め、海岸までの遊歩道を下りていくと、突然、目の前に荒涼とした世界が広がります。砂を巻き込んだ灰色の荒々しい波に運ばれた流木、どこまでも続く灰色の砂浜、海にそびえ立つ奇岩。
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- ルビー・ビーチへの遊歩道は植物が生い茂り、生命との対比を感じさせる
- モノトーンの世界は、この世の終わりを彷彿とさせます。色とりどりの珊瑚が揺らめき、カラフルな魚たちが泳ぐ青く透明な海があるかと思えば、またこのような荒涼とした海もある。海にも様々な表情があることを改めて気づかされます。
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- クラロックロッジのレストランのベリーのサラダ
- ルビー・ビーチから101号線を海岸沿いに南下すると、クラロックロッジ(Kalalock Lodge)があります。ビーチに面したレストランは、もちろん食事だけでもOK。ベリーを使ったサラダや、ピザなどがあります。こちらのベリーのサラダは、ラズベリー、くるみ、チーズ、ハチミツが絶妙なコンビネーション。おすすめの一皿です。
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- 湖畔沿いの美しく手入れされた庭に佇むキノート・レインフォレストロッジ
- ここからはひたすら半島を回って空港を目指すことになりますが、途中、キノート・レインフォレストがあり、時間に余裕があれば、このあたりでもう一泊すれば、より深く楽しめるでしょう。
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- 重厚なロビーラウンジ。湖畔を見ながらのティータイムも素敵
- キノート・レインフォレストにはロッジもあり、こちらも歴史を感じる美しい建物。ロビー周りは重厚で、オーセンティックな避暑地の風情。湖を望むレストランで食事を楽しむのも素敵です。
101号線をひたすら南下し、ニルヴァーナのボーカル、カート・コバーンの故郷、アバディーンを通過し、108号線へ。やがて交通量も多くなり、オリンピアをすぎたあたりからは渋滞もあるので、時間には若干余裕を見た方が良いでしょう。
空港にクルマを返すときは、レンタカー専用レーンがあるので、そちらの建物に進みます。立体駐車場を案内のままに進んでいくと、「Hertz」と書かれた案内があるので、そこにクルマを駐車。故障など気になる点がなければ、忘れ物のないように荷物をもって、係の人にカギを返せば返却完了です。
たった1泊2日とは思えぬほど、多くの景色を見て、自然を感じることができたドライブ旅行。シアトルに来たら、ぜひ、この壮大な自然を感じに足を伸ばしてみてください!