旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルエディターの旅コラム
  • 2013年8月28日更新
世界で一番好きな場所
Editor:スミタナオコ

羽田発でシアトルへ!Vol.13 世界遺産のオリンピック国立公園へ <ホー・レインフォレスト編>

ノスタルジックな雰囲気の、Forks Cofee Shopの店内zoom
ノスタルジックな雰囲気の、Forks Cofee Shopの店内
2日目は、早朝、レイククレッセントロッジを出発し、オリンピック国立公園の見所の一つである、「ホー・レインフォレスト」へ。ホテルでももちろん素敵な朝食がとれますが、今回は、途中通過するForks (フォークス)の街中にある「Forks Cofee Shop」へ。
ハッシュブラウンのグレービーソースがけ。これでハーフサイズzoom
ハッシュブラウンのグレービーソースがけ。これでハーフサイズ
広い店内には、固定式の革張りのソファにテーブル、褪せた壁紙、中央には鹿の剥製。化粧の濃い中年の女性がオーダーを取りに来てくれる、ロードムービーにでてくるようなノスタルジックな雰囲気溢れるアメリカンダイナーでテンションも上がります!地元の老夫婦も朝食を食べに来る地域密着型。パンケーキやハッシュブラウンのグレイビーソースがけ、朝っぱらからTボーンステーキなど、アメリカらしさを堪能したいならお勧めです。
道路に現れたエルク。クルマと比べてもその大きさがわかるzoom
道路に現れたエルク。クルマと比べてもその大きさがわかる
「Forks Cofee Shop」から、「ホー・レインフォレストビジターセンター」(Hoh Rain Forest Visitor Center)までは、およそクルマで1時間。101号線を曲がり、Upper Hoh Roadに入ってからは、徐々に緑が濃くなり、やがて道路沿いに流れる川のせせらぎが聞こえてきます。このあたりから霧も多くなるので要注意。また、エルク(ヘラジカ)も出没地帯でもあります。エルクは240~310㎝、大きな個体で800㎏にもなる巨大なシカで、筋肉質の美しい肢体は、まさに森の王者の風格。道路に現れることも多いので、くれぐれもスピードの出し過ぎには気をつけて。もしもエルクと衝突した場合、エルクを傷つけるえだけでなく、ドライバーにも甚大な被害が及ぶことがあります。

道路でエルクを見かけたら、後続車に気をつけながらゆっくりとスピードを落として停車し、道路から立ち去ってくれるまで待ちましょう。不用意に車外に出て、エルクを刺激して体当たりなどされたら大変。決して車外には出ず、写真撮影は車内から。もちろんエサをあげたりするのは厳禁です。
ホー・レインフォーレストのビジターセンターzoom
ホー・レインフォーレストのビジターセンター
Upper Hoh Roadの突き当たりに、ホー・レインフォレストビジターセンターがあります。このあたりは鬱蒼とした温帯林の森。クルマを下りると、しっとりと水分を含んだ空気と、濃い緑の香り、森に響く鳥のさえずりに包まれます。

濃い緑の空気に包まれた森。雨が多いので雨具は必須zoom
濃い緑の空気に包まれた森。雨が多いので雨具は必須
この森は、温暖な冬と涼しい夏、そして年間4000ミリにもなる雨が作り上げた、針葉樹の原生林。雨が多いと言われるシアトルですら、年間降水量は900ミリ程度なので、その雨の多さがわかるはず。巨木の枝にはびっしりとコケが生い茂り、神秘的な光景を作り出しています。
びっしりと苔に覆われた木zoom
びっしりと苔に覆われた木
ビジターセンター周辺にはいくつかトレッキングルートが設けられており、1.3キロ程度で、びっしりとコケの生い茂る現整理の森を一周する「Hall of Mosses Trail」や、2キロほどで、ホー川のほとりまで森の中を歩ける「Spruce Nature Trail」などが手軽でお勧めです。
Editor:スミタナオコ
大学在学中から海外を旅し、そのまま旅行ガイドブックの編集を仕事に。その後、ライフスタイル紙のライター、編集を経て、現在はウェブサイトのコンテンツ制作などに携わる。趣味はダイビング、ハイキング、キャンプ、ビール造りなど。今年はカヌーを始めたい!
risvel facebook