オーストラリアを釘付けにする世界最高峰の競馬イベント「メルボルンカップ・カーニバル」
期間:2019年11月2日から 2019年11月9日まで
[リスヴェル編集部]2019年10月29日公開

エリア:オセアニア  > オーストラリア  > メルボルン / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

世界で最も活気に溢れる競馬の祭典のひとつ「メルボルンカップ・カーニバル」が11月2日(土)から9日(土)までの一週間、メルボルン・フレミントン競馬場で開催される。

1861年に創始されたメルボルンカップ・カーニバルは、世界中の最も優れたサラブレッドが集うだけでなく、ファッション、料理、ワイン、エンターテインメントが揃った世界でも最高の競馬イベントと称され、カーニバル期間中には延べ30万人以上が訪れるオーストラリア競馬の祭典。

メルボルンカップ・カーニバルは、AAMIビクトリアダービーデー、Lexusメルボルンカップ、Kennedyオークスデー、Seppelt Winesステークスデーで構成され、中でもメインレース「レクサス・メルボルンカップ」は 3200mのG1長距離レースで、賞金額は世界最高水準の 800万豪ドル(約5億8千万円)にも及ぶ。158年の歴史を持つこのレースは単なる競馬に留まらず、"オーストラリア中を釘付けにするレース"(the race that stops a nation)とも呼ばれ、毎年11月第一火曜日の午後3時(オーストラリア東部時間)には、国中がこのレースを見守る。

中でも、来場者のファッションは、主役となる競走馬に負けず劣らず華やかで、人々の楽しみのひとつ。レースデー毎のテーマに合わせたカラーや、アイテムを身につけ、レースウェアと呼ばれる競馬場に行く際にふさわしい色鮮やかなドレスやハットを纏う。

女性にもっと競馬を見に来てもらうことを目的に1962年から開催が続く「マイヤー・ファッションズ・オン・ザ・フィールド・コンテスト」は、国内最大かつ最も権威ある野外ファッションイベントとして知られ、数百人が競い合う。これまで、ダイアナ妃、サラ・ジェシカ・パーカー、エヴァ・ロンゴリア、ナオミ・キャンベル、ニコール・キッドマンなど多くの著名人が訪れている。

過去には日本の競走馬も活躍した。2006年のレースは、日本の競走馬デルタブルースとポップロックが1着・2着となり、鮮烈なデビューを飾った。今年も日本馬の出走が予定されており、その活躍が期待されている。

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