日本初セルフサービス式免税手続きシステム 訪日外国人免税申請を簡素化
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[リスヴェル編集部]2018年01月10日公開

エリア:アジア  > 日本 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

グローバルブルーティエフエスジャパンは、免税申請システム「GripsJ」の新機能として、購入者自らが免税の申請手続きを進めることを可能にしたセルフサービス式の免税手続きシステム「GripsJ for Kiosk」(グリップスジェイフォーキオスク)の提供を開始した。海外では多くの導入実績があるが、日本では初のサービスとなる。2018年度の全面導入を予定している。

訪日外国人数は年間2,403万人(平成28年)および国内の免税店数42,791店(平成29年10月時点)の増加を背景に、インバウンド買物消費額は約14,261億円(平成28年度)を達成、うち5割の旅行者が免税を実施している。また2020年度には、訪日外国人数4000万、旅行消費額は現在の約3倍増8兆円を政府目標として掲げ、今後も増加傾向が予測されている。このような背景を踏まえて、平成30年度の与党税制改正大綱においても、免税手続きの電子化、現行の免税制度の見直しによる手続きの簡素化が検討されている状況だ。

一方、日本の百貨店、一括免税カウンターを持つショッピングセンターなどの大型商業施設では、免税消費の還付金申請手続きを1対1の有人対面式の応対をしており、今後、拡大が予想されるインバウンド消費に対して、免税カウンターの人的稼働負荷、オペレーションコストの増大を抑えつつ、免税対応件数を向上するために、免税作業の効率化や運用の簡素化が課題となっている。

GripsJ for Kioskサービスの導入により、免税加盟店各社の免税手続きの一連のオペレーションのうち、スタッフによる応対業務配分を軽減し、免税書類の発行に必要となる間接費を削減すると同時に、オペレーション効率・処理件数向上、繁忙期の免税処理時の売場混雑緩和、顧客満足度の向上などのメリットがある。外国人利用者にとっても、10言語で分かり易い操作方法で対応しているため、混雑時、免税の待ち時間を短縮できたり、買い物・旅行時間の有効活用ができたり、ストレスのない免税手続きが可能になる。

セルフ免税手続きシステム「GripsJ for Kiosk」について
免税書類発行から払戻しの免税処理を購入者が自ら手続きすることを可能にしたセルフ方式の免税手続きシステム。免税書類発行手続きの一連のフローのうち、パスポート情報の入力~免税対象購入商品の登録~申請内容の同意・署名まで(免税申請手続きの約90%)を購入者自らが行い、最後の申請内容確認、免税還付金額の承認作業のみ、スタッフが対応する運用フロー。

http://www.globalblue.com/business/japan/newsroom/tax-free-kiosk

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