世界のフィットネス・ツーリズムのトレンドを紹介
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年10月30日公開

エリア:指定なし / ジャンル:ライフスタイル , スパ・ビューティー , ウェルネス

世界最大級のホテル予約サイト「Hotels.com」は、28カ国8,400名の成人を対象に2017年3月31日から6月21日までの期間、世界のフィットネス・ツーリズムのトレンド調査を実施し、その結果を発表した。

この調査によると、世界の若者の旅行者がビーチやビール三昧の休暇よりも、有名なセレブリティーにインスピレーションを得たアクティビティ満載の休暇先を好むトレンドが明らかになった。世界の18~35歳の回答者の80%が休暇の経験の中で健康を維持することが最も重要なことの1つであると回答している(ベビーブーマー世代では66%)。

この調査は、「アクティバケーション(アクティブなバケーション)」の流行が、太陽、海、スポーツをよくソーシャルメディア上に載せる「フィットフルエンサー」による影響があることも明らかにしている。ソーシャルメディア上では今夏、休暇を過ごす若者たちの間で「ウェルフィー」がブームになり、世界の若者たちはセクシーな水着姿のセルフィー(10%)よりも、汗を流すワークアウト姿のセルフィー(16%)を投稿することが多いという結果が出た。

ミレニアル世代の旅行者は、一般的により豊かで非日常を体験できる休暇を求める傾向があり、エクササイズを新しい人との出会いの場としてとらえ(27%)、普段とは違った視点で新たな場所を巡る場(32%)であると考えている。ユニークな思い出を作りたい(42%)、ソーシャルメディア上で休暇を満喫していることをアピールしたい(29%)という項目も上位に。

多くの人は、休暇中にフィットネスを満喫できれば、最高級の食事(42%)、くつろぎ(38%)、観光(32%)そしてお酒の場(24%)でさえも、あきらめられると回答。フィットネスは、休暇中の経験の中でもとても大きな役割を果たすようになっており、ホテルでの上質なフィットネス体験も重要な要素のようだ。最新式のフィットネス設備(26%)、パーソナル・トレーニング(20%)、ヘルシーな食事メニュー(25%)、ウェアラブルなフィットネステクノロジー機材の無料貸出し(17%)は、旅行者のウィッシュリストの中でも上位を占める。

男性は、クロスフィット(12%)、ビーチ・ブートキャンプ(12%)、ウェイク・ボード(16%)といった珍しいスポーツを楽しみたいと思う傾向が強いのに対し、女性の場合、25%は、瞑想、ヨガ、太極拳といったホリスティックな健康向上を目指す休暇が上位。世界の旅行者が旅行中に挑戦してみたいと思う上位アクティビティは以下の通り。

<世界>
筋力・ウェイトトレーニング (69%)
登山 (45%)
パーソナル・トレーニング(34%)
水泳 (26%)ホットヨガ (25%)
ホットヨガ (25%)


<日本>
筋力・ウェイトトレーニング(55%)
ホットヨガ(44%)
登山(35%)
ホット・スイミング(24%)
減量プログラム(23%)

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