2004年にオープンした「ブルガリ ホテル ミラノ」、2006年の「ブルガリ リゾート バリ」、2012年の「ブルガリ ホテル ロンドン」に続き、５年振りとなるブルガリ ホテルズ & リゾーツの新しいホテル「ブルガリ ホテル 北京」が9月27日に開業する。

ブルガリ ホテル 北京は、新たに開発された複合施設「ジェネシス」内に位置し、亮馬河に沿って広がる庭園と安藤忠雄氏がデザインした「ジェネシス・アート・ファウンデーション」を含む一帯は、アートと自然が均衡を保つ静寂さをもつオアシスで、三里屯地区に隣接し、前衛的なアートギャラリーや美術館が多く立地するコミュニティー798芸術区（798 Art Zone）から徒歩10分に位置する。北京首都国際空港、平安国際金融センター、北京二環路のビジネス街から車で30分、また、雍和宮、紫禁城といった歴史的な名所にも、ホテルが提供するマセラッティのリムジンで快適に訪れることができる。

1930年代当時の総合的設計の精神に基づき、大理石の浴室からドアノブに至るまで、徹底的にイタリアン・スタイルを追及すると同時に、中国・北京の特徴を取り込んでいる。ホテルには客室が119室あり、イタリアの家具ブランドMaxaltoや B&B Italiaを配置。北京の景色を見渡すブルガリ スイートは、約400㎡もの広さがあり、最先端の技術を取り入れながら、中国の伝統を感じるモダンなイタリアンデザインを配している。

ダイニングでは、ミシュランの星を獲得したシェフ、ニコ・ロミート氏とのコラボレーションをブルガリ ホテルとして初めて展開。ブルガリ ホテル 北京のイタリア料理レストラン「イル・リストランテ」で、ロミート氏自らが指導したホテルのレジデントシェフを定期的にコンサルティングしていく。「イル･バール」では、カクテル、ワイン、シャンパンをはじめ、ブルガリの名を知らしめたアペリティーボを堪能できる。そのほか、ブルガリ スパにはトリートメントルームが11室。フィットネスジムにある全長25mのプールは、古代ローマのカラカラ浴場の模様を想い起こさせるモザイクタイルが輝いている。

ブルガリ ホテル 北京に続き、新たにドバイ（2017年12月）、上海（2018年）、モスクワ（2019年）の3都市にブルガリ ホテルの開業を予定している。

BVLGARI HOTELS & RESORTS
https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/