【編集部推薦映画】猫との奇跡の実話「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年08月25日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国) / ジャンル:サービス・商品情報 , 

犬や猫が好きなリスヴェル編集部スタッフは、ある日、実に男前の一匹の猫の写真に、まるでスマホのCMのように「ズキューン」と心を射貫かれてしまった。ましてやその猫がある実話を題材にしたベストセラーノンフィクションの映画化によって、今やイギリスを中心に世界的に注目されているとなれば紹介せずにはいられない。その映画は『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』、8月26日(土)から全国で公開される。

本国イギリスでは昨年11月に公開され、キャサリン妃も絶賛して大きな話題になった。この映画の原作「ボブという名のストリート・キャット」は、実話を基に2012年3月に世界で30を超える国や地域で出版され、販売部数は世界中で約500万部。翌年には日本でも同タイトルで辰巳出版から出版されている。続編「ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険」を合わせると1,000万部を超える大ベストセラーになった。

この映画の重要な点は、実際の猫であるボブが映画のほとんどのシーンを撮影して、その愛らしい姿を映画の中で披露していることである(一部スタントとして別の猫が協力しているシーンもある)。また、ロンドンの様々な街並みの表情も映画の中では映し出されている。

《ものがたり》
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目標も持てないまま、薬物依存から抜け出す事もできず、ドン底の生活を送っていた彼のもとにある日、足にケガをした一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込む。ジェームズが有り金すべてをはたいてボブを助けて以来、ふたりはどこへ行くにも一緒。次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、ジェームズはボブのためにも乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れることになり……。

映画の中で、ジェームズの「彼のために、今度は失敗したくない」という台詞がある。迷い込んできた猫のボブが現れて以来、彼のぽっかり空いた心の穴が埋まっていく様子は、ペットを飼っている人にはよく分かる感覚ではないだろうか。猫は言葉を発しない。その存在だけで人間の心を動かし、そして人生をもう一度やり直せるということを知らせてくれる。猫や犬、この地球上の生き物すべてに感謝したい。

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
公 開 日: 2017年8月26日(土)
      新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか 全国公開
上映時間: 103分
監  督: ロジャー・スポティスウッド
出  演: ルーク・トレッダウェイ、ジョアンヌ・フロガット、ルタ・ゲドミンタス、アンソニー・ヘッド
配  給: コムストック・グループ
公式サイト:http://bobthecat.jp

© 2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

【お問い合わせ】

  • 『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
  • ホームページ:http://bobthecat.jp
risvel facebook