個室タイプの「デルタ・ワン スイート」 およびプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」の販売を開始
期間:2017年6月17日から
[デルタ航空]2017年06月21日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > ミシガン州  > デトロイト / ジャンル:航空会社 , 

デルタ航空は米国時間6月17日より、個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」およびデルタ航空初となる本格的なプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」席の販売を開始しました。

両座席は、この秋導入されるエアバスの最新鋭機材A350-900型機に初めて搭載されます。同機の運航開始は、今年10月30日のデトロイト発成田行き便の予定です。その後、11月16日以降のソウル(仁川)-デトロイト便の一部、翌2018年1月17日以降のデトロイト-北京便の一部に導入される予定です。A350型機材が米国航空会社に納品されるのは、デルタ航空が最初となります。

<デルタ・ワン スイート>
長距離国際線およびアメリカ大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」を発展させ、快適性とプライバシーを重視して開発されました。スライド式ドアで仕切られたプライベートな空間に、使いやすさに配慮した個人用収納スペースを設け、最新の機内エンターテインメントシステムと高級感のある内装により、居住空間のような、他にはないビジネスクラス体験を提供します。デルタ・ワンでは8年前から完全に水平になるフルフラットベッドシートと通路へのダイレクトアクセスを提供していましたが、デルタ・ワン スイートでは、次の特徴が加わります。

・ 各スイート(個室)に充分な高さのスライド式ドア
・ 中央の2席の間にはプライバシーを保つための可動式仕切り
・ 各スイートごとに個別調整が可能な照明
・ パソコンやヘッドフォン、靴などを収納できる専用スペース
・ 現代的デザインを取り入れた高級感のある内装
・ 形状記憶機能付きのクッション
・ 米国航空会社最大の18インチの高解像度個人用モニター
・ ユニバーサル電源と高性能USBポート

<デルタ・プレミアムセレクト>
長距離国際線のビジネスクラスとエコノミークラスの中間に設ける新しいキャビン区分で、サービス内容は次のとおりです。

・ 座席間隔は最大38インチ、シート幅は最大19インチ、リクライニングは最大7インチとゆとりのある設計に、可動式のレッグレストとヘッドレストを完備。

・ ウェスティンホテルが開発したウェスティン・ヘブンリー・ブランケットと枕、NY発のスキンケアブランド「マリン・アンド・ゴッツ」製品が入ったTUMI製アメニティキット、ノイズキャンセリング機能付きLSTN製ヘッドフォンの提供。

・ 離陸前のドリンクサービスに続き、デルタ航空用に特別にデザインされたアレッシィの食器で、季節ごとに変わる食事メニューを提供。

・ 映画、テレビ番組、ゲーム、音楽など業界随一のコンテンツを誇る機内エンターテインメント「デルタ・スタジオ」を無料で楽しめる13.3インチの高解像度スクリーンを各座席に設置。

・ 小型・大型電子機器用の電源と機器を置くスペースを各座席に設置。

・ 優先チェックイン、(空港により)優先保安検査、優先搭乗、預け入れ手荷物の優先取り扱いを含む「スカイ・プライオリティ」サービス。

航続距離が長いA350型機は、主にアメリカと日本/アジアを結ぶ長距離路線に使用され、太平洋路線網の最適化をさらに推進します。現行のボーイング747-400型機に比べて、座席あたりの運航コストは約20%向上する見込みです。デルタ・ワン スイートおよびデルタ・プレミアムセレクトは、A350型機材に導入されたのち、既存のB777-200型機材に順次導入される予定です。

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