アーサー王の伝説を巡る
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年06月16日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国) / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

映画「シャーロック・ホームズ」のガイ・リッチー監督最新作「キング・アーサー(原題:King Arthur: Legend of the Sword)」が日本でも6月17日から公開される。イギリス出身の俳優チャーリー・ハナムがアーサーを演じ、暴君ヴォーティガンをジュード・ロウが演じる。オフィシャルサイト(http://wwws.warnerbros.co.jp/king-arthur/

アーサー王は、イギリスの中世以前の時代、5世紀後半から6世紀初めの伝説的なブリトン人(前ローマ時代にブリテン島に定住していたケルト系の土着民族)の君主。一般にアーサー王物語として知られるもの、そのほとんどが民間伝承や創作によるものであり、アーサー王が本当に実在したかについては現在も歴史家が議論を続けている。しかし、イギリスにはアーサー王の伝説が残る場所が数多く存在し、その多くが観光名所にもなっている。

因みに、英国政府観光庁は、映画の公開に合わせて、アーサー王の伝説のロケーションを紹介している。 https://www.visitbritain.com/jp/

ティンタジェル城(Tintagel Castle)
イギリス、コーンウォールのティンタジェル沿岸部に所在する遺跡。アーサー王の生誕の地とも言われている。この城跡はアーサー王伝説に関連されたものとして考えられ、観光地として人気も高く、イングリッシュ・ヘリテッジによって管轄されている。

アヴァロン島(伝説)
アーサー王物語の舞台として知られ、戦で致命傷を負ったアーサー王が癒しを求めて渡り最期を迎えたとされる。この場合のアヴァロンの場所は、今日のグラストンベリーではないかと考えられている。そしてイギリスのサマセットのグラストンベリー近郊にある丘「グラストンベリー・トー」には、屋根の無い教会があり、12世紀末にはアーサー王とグィネヴィア王妃の遺体とされる骨や棺がグラストンベリー修道院長らによって丘の頂上から「発掘」され、修道院に埋葬されたと伝わっている。また、グラストンベリーには、アヴァロン鍛冶場があり、現在でも剣を製造している。

カムランの戦い
アーサー王の最後の戦い。『カンブリア年代記』などの歴史資料にもこの戦いについての記述がみられる。伝説によればアーサー王はこの戦いの最後に死亡したとも傷を癒すためにアヴァロンへ向かったともされる。(参考・出典:ウィキペディア)

【お問い合わせ】

risvel facebook