パリの空港が「パリの21区」を目指し観光地として施設・サービスを強化
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年11月28日公開

エリア:ヨーロッパ  > フランス / ジャンル:新規オープン・改装 , 

ヨーロッパ最大の空港のひとつ「シャルル・ド・ゴール空港」と「オルリー空港」などの開発と管理を行っている空港公団がパリ空港。旅行者の玄関口である空港を、単なる移動手段の場所としてではなく、魅力的な“観光地”として生まれ変わらせるため、大規模な改装や様々な取り組みを展開している。

2016年11月8日、世界319の都市と連結し毎年5,000万人以上が訪れるヨーロッパ最大のハブとして機能しているシャルル・ド・ゴール空港に、長い待ち時間を過ごすトランジット客専用のための新ラウンジ「インスタント パリ」(ターミナル2E)をオープン。ホテルやダイニングスペースを備え、パリ市内をイメージした空間で乗り継ぎ時間に小さなパリ体験を提供している。

また、パリ空港の大きな魅力は、空港にいながらにして最高峰のグルメ料理を楽しめること。今年7月には、「世界の空港内ベストレストラン1位」を受賞した「I Love Paris by Guy Martin」(シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル2E ホールL)がオープン。ギィ・マルタン氏をはじめとするミシュラン・スター・シェフによるレストランが、2020年末までに各ターミナルに1店以上、合計8店舗の開業を予定している。

このほか、美術館との提携による著名なアーティストの展示会を開催する。ライブラリーやプレイルームなどのカルチャースペース、VIP客向けのサービスを提供するコンシェルジェサービス、空港アプリサービスを充実させると共に、空港としての利便性やセキュリティの強化を図っていく。

【お問い合わせ】

risvel facebook