ベルギーで4年に一度の花の祭典「ゲント・フロラリア」
期間:2016年4月22日から 2016年5月1日まで
[リスヴェル編集部]2016年03月22日公開

エリア:ヨーロッパ  > ベルギー  > ゲント / ジャンル:イベント・フェスティバル , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 自然

南東に位置するブリュッセル、北東に位置するアントウェルペンに次ぐベルギー第3の都市ゲント。南西に位置するフランスのリールにも近い。中世の雰囲気を色濃く残し、“花の都市”という異名を持つ。そのゲントで、4年に一度開催される花の博覧会「ゲント・フロラリア」が2016年4月22日から5月1日までの期間に開催される。第35回の開催を迎え、200年以上の歴史を持つ花の祭典。イベント期間中は国内外から30万人以上の入場者が集まる。

今年の会場はゲント市内4か所に分散し、街全体が花のお祭りを祝う壮大なスケールでの開催。2016年は日本とベルギーの友好150周年のため、日本はゲント・フロラリアの名誉招待国となった。1971年より開催地ゲントと姉妹都市の石川県金沢市が日本庭園を造るほか、日本を代表する華道の流派「いけばな草月流」の勅使河原茜さんが招待を受けイベントに華を添える。

4つの会場と4つのテーマ
シタデル公園:フランダース出身のアーティストの作品を展示。花を使った優れた手技と最新トレンド紹介
聖ピータース広場:過去と未来。広場に面した教会に巨大な花のシャンデリアの展示、心理学者が作る植物のソファや花とアートのインスタレーション
レオポルド・バラック:都市と森(緑化)
バイローク:イースト・ミーツ・ウェスト。金沢市の日本庭園、華道家 勅使河原茜さんが登場

ゲント・フロラリアの起源は19世紀初頭にさかのぼる。ベゴニアの生産地として知られるゲントの園芸家たちが、1808年に屋内のフラワーショーを開催したことが始まり。主催団体は、1815年に正式に王立の名称を戴き「王立園芸協会」となる。途中、戦争による中断を挟みながらも、ゲント・フロラリアは回を重ねるごとに規模を拡大し、国を代表するイベントに成長した。

ゲント・フロラリア2016(Floraliën Gent 2016)
開催日時: 2016年4月22日〜5月1日 午前8時〜午後10時
会  場: ゲント市内の4会場
料  金: 一般 32ユーロ(4/22〜24のみ35ユーロ)公式サイトでも販売
公式サイト:https://www.gentsefloralien.be/


情報提供:ベルギー・フランダース政府観光局

【お問い合わせ】

risvel facebook