シンガポール「チャイナタウン・ヘリテージセンター」リニューアル
期間:2016年1月28日から
[リスヴェル編集部]2016年03月15日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 新規オープン・改装 , 

昨年、建国50周年を祝ったシンガポール。シンガポールの繁栄の礎を築いたチャイナタウンに暮らす華人の人々の歴史や文化を今日に伝える「チャイナタウン・ヘリテージセンター」が1月28日、展示内容やスタイルを拡充してリニューアルオープンした。2002年の開設当時から蓄積してきた展示品を含め、保存している文化的価値のある遺産を多面的に楽しめるよう2014年10月から改修を施していた。

チャイナタウン・ヘリテージセンターは、新たな展示ギャラリーとショップ、イベントスペースを備えたほか、常設展に加えて企画展やコミュニティ・イベントを開催する。これまで同様に、建国期1960年代以前にさかのぼる移民の歴史秘話や、共同生活をしていた当時の人々の日常と街の発展などを、マルチメディア、音響、照明、香りなどを駆使して、五感で感じる展示を行っている。

また、チャイナタウン・ヘリテージセンターでは、1日2回、午後1時30分と午後4時30分に、チャイナタウンの魅力とそこに住む人々の暮らしぶりを学ぶことができるガイドツアー(45分)を英語と中国語で実施している。

チャイナタウン・ヘリテージセンター(Chinatown Heritage Centre)
住  所: 48 Pagoda Street, Singapore 059207
開館時間: 9時〜20時(毎第一月曜は休館)
公式サイト: http://chinatownheritagecentre.com.sg/
入館料:  一般 15Sドル/大人 11Sドル/子供(7〜12歳)
      ガイドツアー付き 20Sドル/大人 16Sドル/子供(7〜12歳)


シンガポールは、貿易、交通及び金融の中心地であり、人材開発に積極的なことで知られ、教育、医療、経済競争力において常に国際ランキングの上位に付けている。文化的に多様性に富み、人口約547万人の内、永住者および他外国籍が約37%を占める。中華系74%、マレー系13%、インド系9%。2016年は、日本とシンガポールの外交樹立50周年の記念の年として、様々な記念行事が実施される。
SJ50特設サイト http://www.sj50.jp

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