「バードウォッチング・ラリー・チャレンジ・ペルー2012」 開催 ~野鳥の楽園ペルーのアマゾンおよびアンデスを舞台に~
期間:2012年11月29日から 2012年12月5日まで
[ペルー政府観光庁]2012年12月 6日公開

エリア:南米  > ペルー / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , アクティビティ・スポーツ , 自然

ペルー政府観光庁およびインカテラ・アソシエーション(ITA)は、ペルー国内初となるバードウォッチング競技の世界大会「バードウォッチング・ラリー・チャレンジ・ペルー2012」を11月29日から12月5日まで開催します。本競技は、世界各国から集まった野鳥の専門家が、アマゾンの熱帯雨林およびアンデス山脈の森林を舞台に、バードウォッチングを行い、確認した鳥の種類の多さを自己申告制で競うものです。高温多湿のジャングルから冷涼な山地といった標高や気候風土が大きく異なるエリアに設定された全長700 キロにおよぶコースを徒歩で巡ります。

本大会は、アマゾンの熱帯雨林地域であるマドレ・デ・ディオス県のタンボパタ国立自然公園とアンデス山岳地帯のマチュピチュ歴史保護区の2 箇所で3 日間ずつ行います。現地ITAガイド同行のもと4 人1 組のチームが、鳥類739 種が生息するエリア内で、野鳥を探し、指定のチェックリストに記録を付けます。チームメンバーの少なくとも2人以上が、目視または鳴き声を確認することがルールとなっています。大会には、アメリカ、イギリス、南アフリカ、スペイン、ブラジルから計6 チームが参加します。

ペルーの国土はアンデス山岳地帯(シエラ)、海岸砂漠地帯(コスタ)、アマゾン川流域熱帯雨林地帯(セルバ)の大きく3つの地域に分かれ、多様な気候風土が豊かな生態系を育んできました。ペルーは、国内に約1,836種の野鳥が生息する世界第2位の野鳥王国です。2010年度には19,000人以上の観光客がバードウォッチングを主な目的にペルーを訪れています。同大会は、バードウォッチングを通じて、ペルーの変化に富んだ大地と壮大な自然に触れてもらうこと、また、生態系の保護活動に貢献することを目的に開催します。

[エリア情報]

◆マドレ・デ・ディオス県
ペルー南東部にあるマドレ・デ・ディオス県にある国立公園や自然保護区では、オオカワウソやブラック・カイマン(黒トカゲ)など絶滅危惧種に指定されている貴重な野生動物が生息し、豊かな生態系を身近に見ることができます。県庁所在地であるプエルト・マルドナドは、南部ペルー・アマゾンのジャングル探検の拠点であり、空路でリマから1.5 時間、クスコから1 時間ほどでアクセスできます。

◆タンボパタ国立自然保護区
世界遺産に登録されているマヌー国立公園に隣接する広大な自然保護区。世界で最も多様な生物が生息する地域の一つに数えられ、中でも、蝶の種類は世界最多といわれています。

◆クスコ
標高約 3,400 メートルの中央アンデスに位置するインカ帝国の首都。クスコの市街地は、インカ時代の建造物が数多く残され、繁栄の面影を残す美しい市街は1983 年に世界文化遺産に登録されています。クスコへはリマから空路で1 時間~2 時間程度でアクセスできます。

◆マチュピチュ
15~16 世紀、インカ帝国時代に標高2,400 メートルに築かれた都市遺跡。ユネスコの文化遺産と自然遺産に登録されています。マチュピチュ歴史保護区には、多くの動植物が生息し、ペルーの国鳥であるアンデスイワドリや様々なハチドリなど430 種類もの鳥が見られます。

ITA(インカテラ アソシエーション)について
37 年にわたりペルーのエコツーリズムの先駆けとして持続可能な観光事業を展開しているインカテラが設立したNGO 団体。貴重な生態系の保全とエコツーリズムの推進を通して地域社会への貢献に取り組んでいます。

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