日本との歴史も深いローマから1時間の港町チヴィタヴェッキア
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年01月 2日公開

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ローマの北東78km、列車で約1時間の距離にある港町チヴィタヴェッキアは、多くのクルーズ船も停泊する観光地。夏にはビーチや海岸通り沿いのレストランやバーが海水浴客と地元の人々で賑わい、港に停泊する多くのクルーズ船の眺めや古い城壁跡も壮観。水兵が若い女性にキスをしている大きな銅像もフォトジェニック。

チヴィタヴェッキアは、歴史的には古代ローマ時代にトラヤヌス帝が設立し港として栄え、16世紀には教皇領の拠点となり発展した。オペラ『トスカ』の歌の中にも名前が登場する。中世の街並は第二次世界大戦の空爆で破壊されたが、トラヤヌス帝浴場遺跡や、ミケランジェロが1535年に完成させたミケランジェロ要塞などは今も残っている。

日本との歴史も深い。江戸時代初期1615年に、伊達政宗が派遣した支倉常長ら慶長遣欧使節団が教皇パウロ5世へ拝謁するためローマを訪問してから昨年で400年を迎えた。チヴィタヴェッキアは当時ローマの港だったため、支倉常長が到着した地としてわずかながら所縁の場所が残されている。詳しくは、イタリア政府観光局のページをチェック! http://visitaly.jp/civitavecchia-roma-1615-hasekura-tsunenaga.html




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Unconditional Surrender at Civitavecchia, Copyright and photo credit: CucombreLibre on flickr
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