トゥクメ博物館、“英国旅行ライター協会-観光賞”を受賞~最も優れた世界的観光プロジェクト(Best Wider World Tourism Project)として
期間:指定なし
[ペルー政府観光庁]2015年11月30日公開

エリア:南米  > ペルー  > チクラヨ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 名所旧跡・観光施設

本年11月3日、イギリスのロンドンで開催されていた旅行展示会、「ワールド・トラベル・マーケット2015」の会期中に開催された英国旅行ライター協会-観光賞の授賞式イベントにて、ペルーのトゥクメ博物館が“最も優れた世界的観光プロジェクト(Best Wider World Tourism Project)”に選ばれ、同協会から賞が授与されました。

今回の受賞は、本年6月にイギリス人のトラベルジャーナリスト、ヒラリー・ブラッドがペルー北部ランバイエケ州のトゥクメ考古学遺跡を取材し、本人の著書となる旅行ガイドブック、「トレッキング・イン・ ペルー」にてトゥクメ博物館を紹介したことがきっかけとなっています。

アメリカ大陸最大級の26個のピラミッド群を有するトゥクメ考古学遺跡群は、紀元700年頃に興ったとされるランバイケ文化から始まり、チムー王朝、インカ王朝時代まで栄えたプレ・インカからインカ時代の文化と歴史に触れることのできる壮大な観光地です。首都リマからは、1時間半ほどのフライトでチクラヨという町まで行き、そこから陸路40分ほどでアクセスできます。トゥクメ考古学遺跡群内の施設であるトゥクメ博物館は2014年9月に新装オープンし、23,000平方メートルの敷地には、3つの展示ホール、シアタールーム、多目的ホールを備えています。考古学的資料や遺物の保管、展示はもとより考古学者によるセミナーや織物職人によるワークショップなどのイベントを開催するなど、旅行者だけでなく地元の子供達も歴史や文化を学習することのできる施設となっています。

英国旅行ライター協会(British Guild of Travel Writers) は、過去30年に渡り世界の優秀な観光プロジェクトを評価しています。今回の受賞は、ペルーのランバイエケ地域が観光地として将来的に発展する可能性があることが認められ、同博物館が地元の経済発展や教育にも貢献していることも寄与したといえます。

英国旅行ライター協会HP: http://bgtw.org

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