- 2016.12.06
典型的なスキー場のホテルというと、設計責任者は建築デザイナーか会計士か、剥製芸術家か木こりだったのか、それさえもわからないような、なんとも中途半端な仕上がりのものも多いけれど、幸いにも近年はそこにも変化の兆しが。新世代のスキー場ホテルは、かつての素朴さとは異なる、大胆かつ近代的なデザインを積極的に取り入れているよう。今回はその代表となる8軒をご紹介。標高の高い所にいても、妥協は許されないのです。
1. HOTEL KITZHOF MOUNTAIN DESIGN RESORT
~ オーストリア|キッツビュール ~
キッツビュールといえば、オーストリアのアルプス圏にある、ヨーロッパの代表的スキー場。ここにあるホテル・キッツホフは、昔のスキー場のモノクロ写真や松材、壁にかけられた鹿の枝角といった典型的な雪山ロッジ風の要素を取り入れつつ、“デザインリゾート”と豪語できるだけの見事なモダンスタイルで完成されています。
2. AMANGANI
~ 米・ワイオミング州|ジャクソンホール ~
繊細なミニマリスト感覚と大胆な豪華さを持ち合わせ、世界のエキゾチックな地でその効果を見せてきたアマン・リゾートグループ。ロッキー山脈を背にし、スキーにも便利で世界屈指のスパ施設を構えたここワイオミングのホテルでも、その世界観と質の高い滞在体験が楽しめます。
3. ALTAPURA
~ フランス|バルトランス ~
アルプス圏内で最も標高の高いリゾート地、バルトランスに佇むアルタピュラは、古いフレンチシャレーの伝統的要素をすっかり新しい形に変身させ、新鮮な魅力を発する一軒。ここでは、木の梁や毛皮はもとより、剥製さえもいい意味でポストモダンな印象で、居心地良さとエッジーさをバランス良く発揮しています。
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