実際に起こった、ハイネケン誘拐事件を映画化
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2015年05月29日公開

エリア:ヨーロッパ  > オランダ  > アムステルダム / ジャンル:サービス・商品情報 , 

1983年、オランダ・アムステルダム。世界有数のビール企業「ハイネケン」の経営者、フレディ・ハイネケン氏と運転手のアブ・ドーデラー氏が武装した5人の若者に誘拐された。犯人グループは、個人の誘拐としては史上最高額3,500万ギルダー(現在で計算すると約23億円)の身代金を要求。事件はオランダ中の注目を浴び、トップニュースとなった。ハイネケン氏は3週間後、身代金と引き換えに無傷のまま釈放され、犯人グループは逃亡の末に逮捕されるが、身代金の行方は現在も解明されていない。

この実話に基づく本格サスペンス・ミステリー映画「ハイネケン誘拐の代償」が6月13日より新宿バルト9ほか全国で公開される。大富豪誘拐事件の裏で、いったい何が起きたのか?

世界中を震撼させたこの事件は、奪われた身代金の大半の行方が未だ解明されていないなど、多くの謎を残している。この映画は、その真相に迫ったエミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズ氏のベストセラーを基に映画化された。誘拐した者、誘拐された者の両社の視点で描き、実話の知られざる真実へと迫っていく。

大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求する犯人グループ。すべては上手くいくはずだった。ところが、人質であるハイネケン氏の傲慢な言動に、5人は翻弄され、歯車が狂いだしてゆく。駆け引き、誤算、落とし穴。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う“誘拐の代償”とは!?

舞台となるアムステルダムは、17世紀の面影を残す歴史的情緒に現代都市の活気が融合した魅力を持つ。日本人にも馴染みやすい小ぶりな建物、街路、運河、広場、花々が与える独特な心地よい雰囲気が漂う。この街の名前の由来は13世紀にさかのぼり、アムステル川にダムが建設されたことから発祥している。アムステルダムはミュージアムの宝庫。ミュージアムの密度は世界一を誇り、ゴッホ美術館、アンネ・フランクの家、エルミタージュ美術館、レンブラントの世界的名画「夜警」を収蔵するアムステルダム国立美術館などの文化的名所が多く点在する。

ハイネケン誘拐の代償(95分)
公開日: 2015年6月13日 新宿バルト9ほか全国ロードショー
原 題: KIDDNAPPING MR.HEINEKEN
出 演: アンソニー・ホプキンス、ジム・スタージェス、サム・ワーシントン
監 督: ダニエル・アルフレッドソン
配 給: アスミック・エース
© 2014 Informant Europe SPRL, Heineken Finance, LLC
公式サイト: http://kidnapping.asmik-ace.co.jp

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