“地域を元気に、人を笑顔に”をテーマに、地域の環境保全活動に歴史や文化、観光素材に触れる機会を盛り込んだＪＴＢグループの社会貢献活動「ＪＴＢ地球いきいきプロジェクト」が今年で30回目を迎える。2014 年度は日本全国各地の実施に加え、世界7 地域（カナダ、ロサンゼルス、ハワイ、ベトナム、インドネシア、オランダ、フランス）でも実施される。

このプロジェクトは、主にＪＴＢの社員と各地域の人達が参加して50のプログラムを展開する。各プログラムの参加費は無料、誰でも参加できるがプログラムによっては年齢制限がある場合がある。2014年度の実施プログラムの詳細は、ＪＴＢ地球いきいきプロジェクトのサイトをチェック！海外では全8プログラムを実施予定。フランスのベルサイユやロワール・モンサンミッシェル等での清掃活動や、ベトナムのホーチミン市中心部での植樹と清掃活動など、各国を代表する観光地や都市における環境保全活動を実施する。

ＪＴＢ地球いきいきプロジェクト（英文名：JTB Brighter Earth Project）は、1985 年の第1回開催以来、観光地をきれいに元気にする活動として「観光地クリーンアップキャンペーン」を日本全国各地で実施し、これまで延べ 13万人以上が参加した。2012 年のＪＴＢ 創立100 周年を機に、“地域を元気に、人を笑顔に”をテーマに、この取り組みを「ＪＴＢ地球いきいきプロジェクト」に改称し、より積極的な社会貢献活動を推進している。

地域に根付く歴史、伝統、文化、そして豊かな自然が育む環境や生物の多様性は、国内外を問わず観光における重要な資源であり、さらに、その地域性やそこに住む人々の生活様式は、まさに好奇心をかき立てられ、旅心を刺激する要素だ。そこに郷土料理や地域物産などが加わり、旅の魅力が膨らんでいく。旅行にとっても、地球にとっても大切なこれらの維持・保全活動を継続していく事はとても意義がある。ＪＴＢグループは、2012 年度以降、地方自治体から一般企業までその連携先を広げ、自然環境や生物多様性の保全活動、歴史や文化の学習体験、観光名所づくりなど多岐にわたる活動をさらに実施していく。

ＪＴＢ地球いきいきプロジェクト
http://www.jtbcorp.jp/jp/csr/social_contribution/clean/index.asp