地上233mの幸福!天にも昇るブライダル 東西が融合する都市で愛の旅立ち
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2014年08月 4日公開

エリア:アジア  > マカオ / ジャンル:ウェディング・ハネムーン , 観光情報・観光局・現地便り , 

地上233mのマカオタワーの展望台の外をスリルたっぷりに歩いて回るアトラクション「スカイウォークX」で勢揃いしているのは美しいウエディングドレスを着た花嫁さん達。少々緊張した表情の6人の花嫁さんがレッドカーペットならぬスカイウォークXを歩いているのは、香港の国際ブライダル・コンサルタント協会にマカオ政府観光局が後援した「ブライダル・スカ イウォーク・ショー」のプロモーションの一環のシーン。天にも昇る心地とはまさにこのこと。

マカオは、ウェディングのデスティネーションとして注目され、ホテルや街中では新郎新婦の姿が珍しくない。世界遺産をバックに撮影するウェディング・フォトツアーはマカオならではのプログラム。大航海時代からの歴史的なスポットや大型リゾートホテルなど、ロマンティックな場所で写真撮影ができる。撮影は基本的にマカオ半島とコタイ地区などの建物外部で、聖ポール天主堂跡やラザロ地区、ペンニャ教会、タイパ・ハウス・ミュージアムなどからこだわりの撮影スポットが選べる。

マカオにはキリスト教会が多数あるが戒律が厳格。そのため、キリスト教信者でない挙式希望者への“キリスト教スタイル”の挙式は原則的に不可能。でも大丈夫!特定されたチャペルでのウエディング・セレモニーは可能で、「ポウサダ・デ・サンティアゴ・ホテル(Pousada de Sao Tiago, Macau)」内の聖ジェームズ・チャペルなど、日本からの新郎新婦にも開放されている。

このホテルは、マカオで中世ヨーロッパの伝統あるホテルとして、17世紀に築かれた要塞を改造した全12室のラグジュアリー・リゾート。大航海時代の趣が残されており、聖ジェームズ・チャペルはポルトガル軍の守護聖人にちなんだもの。同チャペルの収容人数は15人ほど。挙式は、宿泊とスペイン料理レストラン「ラ・パロマ」でのパーティーがセットになったプランを用意している。レストランだけでなく、全館貸し切りのプライベート・パーティーにも対応している。

東洋と西洋が融合した都市マカオ。16世紀半ば、ポルトガル人がマカオに上陸し定住した。それ以来マカオの建築、アート、宗教、伝統、料理、地域社会は、東洋と西洋、中国とポルトガルの文化を融合した色彩を持っている。1999年12月20日、マカオは中国の特別行政区となり「一国二制度」の原則の下、自治権を行使。埋め立て地に多くの複合施設が建てられ面積も拡大、近年カジノが急速に発展し、新しい観光スポットも増えている。2005年に「マカオ歴史市街地区」は、その独自の歴史的・文化的景観により、ユネスコ世界文化遺産に登録された。成田・羽田からマカオまでの飛行時間は約5時間、関西からは約4時間。


情報提供:マカオ観光局

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