スロヴェニア、2000年目を記念する古代ローマ時代の町
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2014年01月21日公開

エリア:ヨーロッパ  > スロベニア  > リュブリャナ / ジャンル:イベント・フェスティバル , 観光情報・観光局・現地便り , 

現在のスロヴェニアの首都リュブリャナ(Ljubljana)には、紀元15年に建てられた古代ローマ時代の町エモナ(Emona)が位置していた。そのエモナは、パンノニアからイタリアへ通じる重要な通信動脈の交差路として約500年栄え、フン族に町は破壊されてしまったが、リユブリャナでは、今年2014年がエモナの町ができてから2000年を迎えることから様々記念行事を催す。これに合わせて、エモナハウス(Emona House)、初期キリスト教センター(Early Christian Centre)、ローマ時代の壁(Roman Wall)が改修された。

今春終わり頃から、昼と夜に催行される古代ローマ時代の町エモナのガイドツアーの新しいプログラムが紹介される。2000年前のエモナ市民の慣習や生活などを知るチャンスだ。また、リュブリャナを訪れた観光客向けに、市内の南西部をエモナに関連する場所を1時間から2時間で散策する案内本の制作を行っている。さらに、2014年春から2015年春にかけて、リュブリャナ市博物館でエモナに関する特別展示会を予定している。ローマ時代の服装をまとった人たちが歩いていると、まさに2000年前のローマ時代にタイムスリップ!

リュブリャナは、教会、広場、噴水、石畳の町並みがとても美しく、町中には小川が流れ、河岸にはカフェが並ぶ。小高い丘の上にはリュブリャナ城、聖ニコラオス大聖堂、竜のシンボルが愛らしい竜の橋、スロヴェニアで一番古いマクドナルドのあるチョポヴァ通り、町の中心のコングレス広場、ティヴォリ公園など、観光要素も豊富な町で、一日あれば十分に楽しめる素敵な町だ。

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