世界遺産で有名なユネスコ（国際連合教育科学文化機関）がこの程クリエイティブ・シティズ・ネットワークのうち「クラフト＆フォークアート」の町にパデューカを加盟認定しました。11月に三つの都市がユネスコの遺産登録を認定されたうちの、一つの都市となります。クリエイティブ・シティズ・ネットワークに加盟する都市は世界的にも増加し続けており現在41都市が加盟しています。

「パデューカの伝統工芸はその質も高く豊富なインフラが整っており、特にキルトや繊維を扱う芸術家の「メッカ」となっています。そしてこの度のユネスコ世界遺産のクリエイティブ・シティズ・ネットワークに加盟認定されたことでパデューカの芸術性の高さがよりクローズアップされ世界の芸術家にも注目されることとなるでしょう。」とは、ケンタッキー州観光局の局長マイク・マンジョット氏の弁。

この、クリエイティブ・シティズ・ネットワークはまちの活性化を目指す世界各都市の連携・相互交流をユネスコが支援するもので、パデューカとの今回の提携により国際キルト博物館やイーザー・アートセンター(Yeiser Art Center)、また、パデューカ・スクール・オブ・アートや「芸術家の招聘・移住促進プログラム」を通じた芸術教育活動をますます充実させ、強化することができます。

「ユネスコ世界登録遺産の認定はパデューカにとって素晴らしい栄光です。また、ケンタッキー州にとりましてもパデューカの伝統工芸を世界に知らしめる多大なるチャンスとなることを期待します。私どもはパデューカを大変誇りに思います。」ケンタッキー州観光伝統工芸（Kentucky Tourism, Arts and Heritage）長官のボブ・スチュワート氏の弁。

今回、パデューカが加盟認定された「クリエイティブ・シティズ・ネットワーク」は創造的・文化的な産業の育成、強化するもので、2004年に創設されました。今回の認定を機にパデューカがこれまで担ってきた伝統工芸と文化の重要さ、さらに州経済や社会発展に貢献した事実をあらためて確認することができます。

ユネスコのクリエイティブ・シティズ・ネットワークに関する詳しい情報はwww.unesco.orgをご覧下さい。