世界遺産ボロブドゥール寺院で恒例行事の仏教大祭
期間:2024年5月23日のみ
[世界のイベント(リスヴェル編集部)]2024年04月 5日公開

エリア:アジア  > インドネシア  > ジョグジャカルタ / ジャンル:イベント・フェスティバル , 観光情報・観光局・現地便り , 名所旧跡・観光施設

ワイサック(Hari Raya Waisak)とは仏教の祝日にあたる。毎年5月~6月の満月の時に仏陀の生誕を祝うために行われる仏教徒最大の宗教行事。一連の儀式は、世界最大級の仏教遺跡で1991年にユネスコ世界遺産に登録されているボロブドゥール寺院遺跡群の「ボロブドゥール寺院」を中心に行われ、毎年インドネシアのみならず、世界中から仏教徒や僧侶が集まり祈りを捧げます。

準備の儀式が始まり、当日は早朝からムンドゥッ寺院に多くの僧侶や仏教徒達が集まり儀式を行い、午後からボロブドゥール寺院まで僧侶や信者達による行列の行進がスタート。ボロブドゥールに到着した行列は、経文を唱えながら寺院の周りを3周し、その後宗派ごとの説法や祈り、瞑想などの儀式が行われます。この壮大なセレモニーの後には、民族舞踊なども披露されます。毎年ボロブドゥール寺院が仏教寺院遺跡として最も華やかで神聖な雰囲気を漂わせる日です。

ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42kmに所在し、巨大なムラピ火山に囲まれた平原の中央に立地。遺跡総面積はおよそ1.5万m2。高さはもともと42mあったが、現在は破損して33.5m。シャイレーンドラ朝の時代、大乗仏教を奉じていたシャイレーンドラ王家によってダルマトゥンガ王治下の780年頃から建造が開始され、792年頃に一応の完成をみたと考えられており、サマラトゥンガ王(位812年~832年)のときに増築されました。(出典:ウィキペディア)

ボロブドゥールは、寺院として人びとに信仰されてきた建造物であるが、内部空間を持たないのが際だった特徴となっている。最も下に一辺約120mの基壇があり、その上に5層の方形壇、さらにその上に3層の円形壇があり、全体で9層の階段ピラミッド状の構造となっている。この構造は、仏教の三界を表現しているとされています。

「ワイサック(Hari Raya Waisak)」
開催日: 2024年5月23日 式典 午前10時
開催地: インドネシア中部ジャワ
URL: http://www.visitindonesia.jp/
https://www.asean-economy.com/holiday/holidayindonesia

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