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  • 2013年1月31日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

プリンセス・クルーズ記者発表会「日本発着クルーズの拡大」

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プリンセス・クルーズ記者発表会の様子
クルーズ旅行がここ数年注目されている。世界三大クルーズ会社「プリンセス・クルーズ」の2014年発表会が行われ、日本発着クルーズ商品を発表した。クルーズ商品の発表は気が早い。欧米のクルーズ業界では、1年〜1年半前に発表するのが通例だ。拡大する日本のクルーズ市場を受け、日本で建造された10万トンを超える「ダイヤモンド・プリンセス」(116,000トン)と、「サン・プリンセス」(77,000トン)の2隻が日本の3港(横浜・神戸・小樽)を母港として日本発着クルーズを実施する。2014年4月から10月にかけて、2隻で合計42本、5日間から11日間の参加しやすい周遊型10コースを用意。日本人の休暇にあわせた魅力的な日程のコースを揃え、日本、韓国、台湾、ロシアの20港以上を訪れる。プリンセス・クルーズによると、この日本発着クルーズの拡大により、日本のクルーズ人口がさらに約10万人増加するとされ、2013年と2014年の2シーズン合計の経済効果は200億円を予測している。
ダイヤモンド・プリンセス Copyright: Princess Cruiseszoom
ダイヤモンド・プリンセス Copyright: Princess Cruises
いくつかのコースを紹介しよう。ダイヤモンド・プリンセスは、横浜を母港とした10日間の日程で、台湾、韓国、ロシアのほか、日本の15港をめぐる予定だ。ゴールデンウィークには、特別に11日間のコースを組み、博多のどんたくや長崎などに寄港する。サン・プリンセスは、さまざまな“外国客船初”を盛り込んだ画期的な日程で、小樽を母港とした8日間の北海道周遊や神戸発着で奄美大島、沖縄、石垣島などをめぐる9日間のコースも用意している。船内での食事、エンターテイメント、各種プログラムなども豊富だ。世界水準のサービスに加え、日本人乗客のための限定サービスも豊富だ。
• 主要セクションに日本語スタッフを配置
• 国際色豊かな料理に加え、充実した和食を用意
• 日本人向け船内プログラム(文化、歴史、アート専門講師による講座など)
• 日本人の嗜好にあったショップ商品やスパメニューを用意
サン・プリンセス Copyright: Princess Cruiseszoom
サン・プリンセス Copyright: Princess Cruises
「長期間」「高額」「正装」「堅苦しい」などのクルーズのイメージを持っている方も多いかもしれない。確かに長期間で高額な、ブラックタイを着込んで毎晩パーティを楽しむクルーズもあるが、欧米の人達は一般的にカジュアルなクルーズ旅行を気軽に楽しんでいる人が多い。コースの種類も豊富で料金も手頃だ。クルーズ旅行の魅力はなんと言っても観光地への移動が合理的ということにある。極端に言うと、寝ている間に次の目的地に着く。寄港地に着いたら、ガイド付き寄港地観光に参加したり、アクティビティを楽しんだり、荷物や移動を気にせず存分に楽しめる。船内料理の種類も豊富で飽きることはない。船内のイベントにアクティブに参加する人もいれば、客室のプライベートバルコニーでのんびりと海や海岸線を眺めている人もいる。プリンセス・クルーズの日本発着クルーズからクルーズ旅行初体験をしてみるのはとても良いことだと思う。そして、やがて海外発着のフライ&クルーズへとクルーズの魅力に引き込まれていくことだろう。クルーズ旅行を通して、新しい旅行を発見してみてはいかがだろうか。

2013-2014 プリンセス・クルーズのパンフレットはこちらから!


プリンセス・クルーズ
http://www.princesscruises.jp/top/
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