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  • 2012年5月5日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

タックスフリーでお得に楽しくショッピングーイギリス編ー

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海外旅行の楽しみのひとつといえばやっぱりショッピング。日本でも人気のイギリス発祥ブランド、世界的にも有名な老舗高級デパート、アンティークが揃う蚤の市、由緒ある専門店や王室御用達の一流店など、イギリスを旅行したらショッピングを楽しまないともったいない!

今年はロンドンオリンピックのためにロンドンを訪れる方も多いのでは?
イギリスでは、予め20%の付加価値税が商品に課せられていますが、旅行者は手続きをすると税を払い戻することができます。そこで、ぜひ知っておきたい、お得なショッピング情報をお知らせします。
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どこで買ってもタックスフリーなの?

是非の払戻し手続きはいくつかの条件が揃わないとできません。

イギリスでのタックスフリーショッピングの条件
① お店がタックスフリーの加盟店であること
② お店が設定した最低購入金額以上(30ポンド〜)を購入
③ 支払時に免税書類を発行してもらう
④ 購入品を未開封の状態で国外に持ち出すこと
⑤ 出国時に免税書類に輸出印をもらうこと

例えばイギリスで20ポンドのマフラーを購入した場合、お店が設定した最低購入金額を超えないのでお店で免税書類を発行してもらうことができません。また、寒かったからと100ポンドのコートを買って免税書類を発行してもらっても、イギリスで着てしまった場合、未開封の状態でないため税関で輸出印をもらうことができません。上記①〜⑤のすべての条件がそろって税を払い戻すことができますので注意してくださいね。
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どのくらい払い戻されるの?

イギリスの付加価値税は20%で、リファンド率は2.6%〜10.5%。これは購入額の大小によって異なるのですが実際にいくら戻ってくるのかピンこないですよね。そんなときにとても役立つのがグローバルブルーのリファンド・カリキュレーター。例えば、約10万円(815ポンド)の買い物をした場合、リファンド・カリキュレーターで、国を指定して815ポンドと入力すると自動的に払い戻される金額が算出され、98.25ポンド(12,038円)と表示されます。つまり98.25ポンド払い戻されるので、10万円の商品が87,962円で買えることになります。


免税対象外の商品
・VATのかかっていない商品(食品、書籍、子供服、車部品など)
・新車、中古車,船舶
・600ポンド以上の価値のある輸出販売品
・貨物で輸出する品物
・輸出許可を必要とする商品(骨董品を除く)
・通販商品
・使用された、または開封された商品
・宿泊費などのサービス料

旅行者が個人手荷物で商品を国外に運び出す時に、払戻しが可能になります。
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【イギリスの免税手続き方法】

(1) お買い物をしたらレジで免税書類を発行してもらう

タックスフリーショップで免税対象額以上の買い物をした際、免税書類を発行してもらいます。タックスフリー手続きはあくまでも自己申請なので、レジで購入するときに「タックスフリー、プリーズ」と申し出てください。
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(2) 税関で免税書類に輸出承認スタンプを押してもらう

イギリスはEU加盟国なので、購入月末日から3ヶ月以内にEU加盟国の最終出国税関で未使用の購入商品を提示して輸出承認スタンプを免税書類に押してもらう必要があります。つまり、他のEU加盟国を経由する場合は経由地であるEU最終出国地の税関で手続きを行います。例えば、ロンドンーパリー日本と乗り継いで帰国する場合は、パリの空港で購入商品を手荷物にして税関手続きをします。ただし、機内預け荷物に購入品をいれ、日本に到着するまで荷物を受け取らない場合は、最初に搭乗手続きをした空港、つまりヒースロー空港で税関手続きを行います。

ロンドン・ヒースロー空港(ターミナル3、出国手続きの前)では、複数の払戻サービス会社の支払業務と税関業務を代行しています。EU圏内で発行した免税書類であれば、これらのカウンターでは税関印を受けることなく、その場で払い戻しを受け取ることができます。利用する場合は、出国手続き前(ランドサイド)にあるため、免税商品を機内預け荷物に入れての手続きになります。 

免税商品が手荷物の場合は、出国手続き後(エアサイド)の税関で手続きが必要です。現金受取を希望する場合は出国手続き後にTravelex Bureauでお受取りください。クレジットカードでの払い戻し希望は、手荷物検査後に専用箱に免税書類を投函してください。
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(3) 払戻サービス会社へ書類を提出

免税書類に税関印を押してもらえば、あとは払戻しを受けるだけ。現金、クレジットカード、小切手などから受取方法を選択します。現金は、払戻しカウンターでその場で受け取ることができます。カウンターのある国の通貨で受け取るのが最もお得なので、日本円で欲しい場合は日本のカウンターで受け取るのがおすすめ。クレジットカードと小切手の場合は、払戻しカウンターに立ち寄ることなく投函箱に書類を投函するだけで2〜3ヶ月後に払い戻されます。投函前にローマ字で名前、住所、クレジットカード番号が正しく記載されているか必ず確認しましょう!

グローバルブルーは、成田と関空に払戻しカウンターがある他、成田空港および中部国際空港には投函ボックスが設置されています。営業時間外に帰国したり立ち寄る時間がない場合は、関空に郵送申請も可能です。書類の申請期限がありますので、ご帰国後はお早めにお手続きをお勧めします。
諸外国で免税書類を投函したが免税書類が払い戻しサービス会社に届かない事態が発生しています。日本とは郵便事情が異なり紛失する可能性があるので、カウンターのご利用や確実に到着する方法をお勧めします。

情報提供:グローバルブルー
グローバルブルー カスタマーセンター(日本語可)
営業日時:月曜日~金曜日 午前10時~午後7時
TEL:03-4530-3623  E-mail:sales.jp@globalblue.com

ご注意:免税ルールや手続き方法などは予告なく変更される場合があります。リスヴェル編集部では、払戻し手続き方法の内容について万全を期しておりますが、変更に伴い発生した諸問題、また利用者や第三者が被った損害は一切の責任を負いません。
Editor:リスヴェル編集部
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