旅の扉

  • 【連載コラム】ヘルシー目線でアジアの旅をスナップ!
  • 2018年5月21日更新
Asian Wellness Journey アジアン・ウェルネス・ジャーニー
ライター・エディター:河辺さや香

見つけた!憧れの海辺ランコース〜海外の旅先で走ってみる〜

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体型維持のために、なんとなくランニングを始めて5年。もともと走ることに全く興味がなかったので、自分でもここまで続くと思っていなかったのですが、旅先でのテンションに任せてジョギングするうちに楽しさが倍増!そしてついに地元のハーフマラソンで完走を果たすまでになりました。今回は、これまで走ってきたアジアの都市やリゾートの話を交えながら、理想のコース探しについてのエピソードを書こうと思います。
早朝、グアムのタモンビーチにてzoom
早朝、グアムのタモンビーチにて
走るのが大嫌いだった私が、ハーフマラソンを完走するまで

もともと運動がそれほど得意ではない私は、何か楽しみがないと続かないことは分かっていました。地元の公園を一人で走るだけではつまらないと思っていた矢先、ふと旅先でジョギングをしてみたのです。確か、ベトナムのハノイだったと思います。
そうしたら、前日に歩いた道が少し違って見えました。その上、食事も普段より一層美味しく感じたのです。

「これはもしかしたら自分の中で新しい旅のスタイルができるかもしれない」

こう思い、時間が許す限りあらゆる旅先で走ってみるようになりました。そうすることで距離がだんだん伸びていき、レースも視野に入れるようになりました。

初海外レースはタイのチェンマイマラソン(10km)。明け方、ちょうど空が白んでくる時間帯に、旧市街を囲む城壁の周りを走った幻想的な体験は今でも忘れられません。特に、普段徒歩では通れない車道を走ったことで、見知った街が全く違う場所に思えました。
下の写真は、左から「チェンマイマラソン」「香港マラソン」、プライベートで訪れた上海、台北の様子です。
左上から時計回りに、チェンマイマラソン、香港マラソン、台北、上海zoom
左上から時計回りに、チェンマイマラソン、香港マラソン、台北、上海
気分爽快だった海辺のランが忘れられない!

ところで私には1つ、どうしてもやってみたいことがありました。それは海を見ながら長距離を走ること。先日、念願叶いグアムの砂浜を2kmほど走ってみたのですが、これがとてつもなく気分爽快だったのです。でも欲を言えばもっと長い距離を、快適な気候で走りたい。なんとなく「沖縄かなあ…」と考えていたら、ある日ラン好きの友人からこんな情報が舞い込んできました。

「オーストラリアのゴールドコーストマラソンがいいんじゃない? 海岸沿いのコースだし、アップダウンが少なくて走りやすいらしいよ」

早速ゴールドコーストマラソンについて調べてみると、日程は6月30 日〜7月1日とのこと。オーストラリアは南半球なので、日本と季節が真逆です。日本で梅雨真っ只中の時季に爽やかな気候で走れるのは、絶好の機会だと思いました。
グアムのタモンビーチzoom
グアムのタモンビーチ
気候、景観、高低差、どこをとってもパーフェクトな理想のコース

というわけで、この度私は、2018年6月30日に行われるゴールドコーストマラソン10km部門にエントリーしました。アジアからは外れますが、オーストラリアと言えばウェルネス大国!大会後はぜひレポートを書きたいと思っています。

ちなみにマラソン好きな方はご存知かもしれませんが、国際陸上競技連盟(IAAF)公認のフラットな海沿いのコースは、完走者の6割が自己ベストを更新するほど走りやすいのだとか。ハーフやフルに挑戦できる方は、好タイムを出せるチャンスかもしれません! オンライン、または現地申し込みなら前日の6月29日まで可能なので(7月1日開催の種目も同日時〆切)、興味のある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
海岸線を駆け抜けるゴールドコーストマラソンzoom
海岸線を駆け抜けるゴールドコーストマラソン
ゴールドコーストマラソン(http://www.gcm.jp/index.html/

※ゴールドコーストと日本との間には、1時間の時差があります。
ライター・エディター:河辺さや香
出版社勤務、北京・上海・シンガポールでの生活を経て、現在は東京を拠点にフリーランスとして活動中。アジア女性ならではのヘルシー&ビューティーなライフスタイルに関心を持ち、漢方養生指導士(漢方スタイリスト)や養生薬膳アドバイザー、他にジュニア野菜ソムリエの資格も持つ。各媒体に旅、食、料理、健康にまつわるトピックスを執筆中。“アジアを旅するライターユニット”Tom☆Yam(http://www.team-tomyam.com/)のメンバー。
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