乗りっ放しのアイランドホッパー空旅でも沖縄離島と那覇観光が楽しめる

先ずは久米島観光へ
ＪＡＬＰＡＫが販売する「アイランドホッパー ｉｎ ＯＫＩＮＡＷＡ」では３日間で１６フライトに乗れる「乗りヒコ」としての充実の時間を過ごせる上に、観光を楽しむ時間が用意されています。久米島、石垣島、那覇で時間がありました。観光する時間は短いものの、充実のフライトと共に内容の濃い楽しみ方ができるので、のちのち強く記憶に残ります。

久米島社会科見学
久米島では知人の案内で、空港からほど近い場所にある「車エビの養殖場」久米総合開発へ。車エビ生産量日本一の島の有力生産者です。６６，０００㎡もの６つの養殖池に５０万匹のエビを養殖しています。一日のエサ代は５０万円。エビが美味しくなるわけです。その場で生きたエビを試食させて貰いました。頭の部分を手でちぎり、かぶりつく。コリコリ、ぷりぷりという擬音が相応しい新鮮さでした。久米島空港滑走路０３を離陸する航空機からは、右の窓にその池が見えています。

観光地めぐり
「比屋定バンタ展望台」は、方言でバンタが崖を意味する通り、絶壁に立ちます。眼下に思わず息を飲むような真っ青な海が広がる絶景を望むことができます。はての浜も見え、まさに離島ならではの自然の力を感じることができるスポットでした。

車が無い人の為の乗り継ぎ時間の過ごし方は、空港から１．３キロで徒歩１５分ほどの「サイプレスリゾート久米島」。敷地からは滑走路が見えます。ここの部屋からの飛行機撮影もおすすめです。

石垣島絶景ポイントへ
石垣島では、レンタカーを手配。目指したのは、「玉取崎展望台」です。１５キロ程度ですので、２０分のドライブ。そこには、真っ青な海から続く緑のジュータンが広がっていました。１８０度が紺碧の海。ハイビスカスの花とのコントラストが見事でした。

飛行機ウォッチング
車の無い人のおすすめの時間の過ごし方は、敷地外の飛行機ウォッチング。新石垣空港の西側の国道３９０号線を走ると、滑走路側に向かう道があります。車を停めるとそこからは徒歩。草をかき分け恐る恐る進みました。滑走路の奥に広がる海を入れて機体を撮影できる場所があり、夢中でシャッターを押しました。ターミナルビルからは、歩いて３０分の距離です。サキシマハブには充分に注意してください。

新石垣空港ターミナルビルで過ごす時間
前回の離島旅の時に初めて食べ、今回も外せないと思っていた「ミルミル本舗」のハンバーガー。このデカさと柔らかく肉汁の溢れる感じ、やはり美味しいです。そして５階の展望デッキ。ちょうど夕陽の時間でした。飛行機とのコラボレーションは、いつまでも眺めていたくなるような贅沢な時間でした。陽が完全に落ちて目を移すと、飛行機のアンチコリジョンライトとカーラ岳の山頂の光のコラボレーションが意外に似合う光景にも出会うことができました。

公設市場へ行くなら今
那覇では国際通りへ。「第一牧志公設市場」二階は、観光客が食事のできる施設になっています。昔懐かしく昭和を感じる喧騒とカラフルな市場。境目の無い密集した造り。無造作に置かれた商品。デザインの統一性が無い色の洪水。
乱雑なようでいて、明るいこの雰囲気が好きです。店員は皆さん親切。写真をお願いして断られることはありませんし、試食もＯＫ。この市場は、２０１８年夏より建て替え工事が始まることを聞きました。それまでに行くことをオススメします。

レトロ映画館
「桜坂劇場」は、地元に愛されている街の映画館。小さな建物ながら３つのホールが重なるように展開。一階には、カフェと映画などに関する書籍やグッズを売る売店が併設しており、二階にもホールと土産物屋があります。壁の前に佇む静かな色のソファー。いつの頃からあるのでしょうか。とてもいい時間が過ごせました。

一流ホテルヒルトンのカジュアルブランド
ＪＡＬＰＡＫのツアーでホテルは那覇の４カ所から選択できます。今回選んだのは「ダブルツリーｂｙヒルトン那覇」。ゆいレールで那覇空港から５つ目の旭橋駅の目の前です。

ヒルトン系列の中でもカジュアルさで売っているホテルで、日本では沖縄だけの展開です。チェックイン時にはウェルカム「チョコチップクッキー」のサービスがあり、貰ったクッキーはほんのり温かくて厚みがあり非常に美味しかったです。

離島を巡ってみると見どころが多くて、人気の秘密がわかる気がしました。離島の観光も飛行機も満喫した旅になりましたが、観光はまだまだ奥深そうです。次回もまた来る気満々の気持ちのまま心を沖縄に残し旅を終えました。

協力：ＪＡＬＰＡＫ　⇒　ＨＰはこちら