旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルエディターの旅コラム
  • 2013年2月1日更新
世界で一番好きな場所
Editor:スミタナオコ

パラオ随一の美しいビーチを求めて、北の果てのカヤンゲルへ 【前編】

カヤンゲル州は、右上にある4つの島からなる小さな環礁 提供:パラオ観光局zoom
カヤンゲル州は、右上にある4つの島からなる小さな環礁 提供:パラオ観光局

多くの人が、海の美しさに惹かれてパラオに訪れるわけだから、今更パラオの海の美しさについて述べる必要もないだろう、と思っていたけれど、ある日、暇を見つけては世界中の海にダイビングに行く海マニアの友人が「北の果てにさ、それはもう、言葉に表せないくらい美しいビーチがあるんだ」と言うのです。「これまで様々なビーチをみてきたけれど、あれほど美しいところはそうなかった。夢に出てくる楽園のイメージそのものなんだよ」。

そこまで言われると、ぜひ見てみたくなるではありませんか。そのビーチがあるのは、カヤンゲル州。友人の言葉通り、パラオの北の果てにぽつんとある環礁です。
3つの無人島と1つの有人島からなる小さな州です。通常日本人観光局が滞在するのは、パラオで一番大きな島であるバベルダオブ島の左下にある、コロール島とマラカル島。ここにホテルやショップ、レストランなどが密集している他、パラオに訪れる観光客のほとんどが行く「ジェリーフィッシュレイク」や「ミルキーウェイ」も左下のロックアイランド周辺。また人気のダイビングスポット「ブルーコーナー」「ジャーマンチャネル」「ウーロンチャネル」なども、コロールから見て南西に固まっており、北部方面は、「秘境」と言っても過言ではないでしょう。さらに、この地を秘境たらしめているのは、コロールからは車と船を乗り継いで2時間半かかる上、しばしば海が荒れ、船を出すことがままならないからだとか。




今回はインパックツアーさんにお願いし、パラオの人でも訪れたことが少ないという、カヤンゲルアイランドのツアーに参加させてもらいました。

北部アルゴロン州の港。ここまでコロールからクルマで1時間半かかる。zoom
北部アルゴロン州の港。ここまでコロールからクルマで1時間半かかる。
ホテル出発は朝8時〜8時半の間。迎えにきてくれたインパックのバスに乗って、一路北に進路を向けます。バスは空港や新首都のあるバベルダオブ島を縦断し、最北のアルゴロン州へ。1時間ちょっとで港に到着です。そこで、ライフジャケットやスノーケリング用のフィンやマスクを借りてボートへ。そこから1時間ほどボートに乗ってカヤンゲルへ向かうのですが、ずっとボートに乗っていてもつまらない!ということで、途中でスノーケリングタイム。

この辺り一帯は環境保護区に指定されているポイント。勝手に立ち入って泳ぐことは禁じられており、レンジャーに見守られながらのスノーケリングとなります。早速、真っ青な海に飛びこんでみると、海底には大きなシャコ貝が。ふだん人が立ち入らないだけあって、サンゴが元気、元気!カラフルなサンゴの周りにはクマノミのコロニーや、瑠璃色に輝くルリスズメダイ、黒と黄色のコントラストが熱帯の魚らしいツノダシや、体長60㎝〜1mにはなろうかというカンムリブダイの群れやマダラハタの姿も。スノーケリングでこれだけの魚が見れるなんてさすがパラオ!基本的に流れに身を任せるドリフト・スノーケリングで、終了地点までボートが迎えに来てくれるので、体力に自信がなくても大丈夫。もちろん、ライフジャケットがあるのでスノーケリング初体験でも心配ありません。
スノーケリングで体験できる、海中世界。カラフルな珊瑚と熱帯魚が美しいzoom
スノーケリングで体験できる、海中世界。カラフルな珊瑚と熱帯魚が美しい
スノーケリング終了後は、魚釣りに挑戦です!この魚釣り、実はとても大切なイベント。この後釣った魚は、その日のランチになるのです。釣果が乏しいとランチも寂しくなるということで、みんな俄然やる気に。船長さんはパラオの魚釣り大会で準優勝するほどの腕前で、潮を見ながらポイントを探します。ポイントが決まったら、イカをエサに魚釣りスタート!竿のない手釣り方式で、釣り糸を垂らし、ゆらゆらゆらゆら。後に分かったことだけど、魚の多いポイントでは、最初の30秒が勝負だとか。まるで早業のように魚を釣り上げていく船長さんを横目に、時折糸を引き上げてみるとエサだけが盗られている状態です。だけど20分もすれば少しコツをつかみ、初めての魚をゲット!皆、だんだん上手くなり、中には5匹釣り上げた少年も。見事クーラーボックスもいっぱいになり、いよいよカヤンゲルに向かいます。島が近づくにつれ、海は明るいクリスタルブルーに。ついにパラオ一美しいという、カヤンゲル州の無人島、ゲルベラス島のビーチに上陸です!
釣った魚はお昼ご飯になるとあってみんな真剣!zoom
釣った魚はお昼ご飯になるとあってみんな真剣!
そこは、本当に、噂通りの、天国のような景色。

真っ白できめ細かな砂。左右に広がるエメラルドグリーンの海。海よりも深い蒼の空。裸足でビーチを歩いて行くと、ウミガメが這った跡が。先ほどまでこの辺りにいたようです。ロングビーチの先端には無数の海鳥が羽根を休め、近づくと、気怠そうに飛び上がるものの、一時の侵略者だろうと鷹をくくっているのか、空中でゆっくりと弧を描き、再び舞い降りるタイミングを見計らっています。それが悔しくて何度も行ったり来たり、鳥と鬼ごっこをしている間に、ランチの準備が出来たよう。                                
パラオで一番美しいと言われるゲルベラス島のビーチ。zoom
パラオで一番美しいと言われるゲルベラス島のビーチ。
→パラオ随一の美しいビーチを求めて、北の果てのカヤンゲルへ【後編】はこちら
Editor:スミタナオコ
大学在学中から海外を旅し、そのまま旅行ガイドブックの編集を仕事に。その後、ライフスタイル紙のライター、編集を経て、現在はウェブサイトのコンテンツ制作などに携わる。趣味はダイビング、ハイキング、キャンプ、ビール造りなど。今年はカヌーを始めたい!
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