旅の扉

  • 【連載コラム】フォトグラファーの見る世界
  • 2013年2月1日更新
吉川昌志のMY’s EYE
Photograper:吉川 昌志

パラオ 孤高のものたち

早朝、宿泊先であるパラオ・プランテーション・リゾートのプールサイドを散歩していたら、プールサイドに蛙がいた。そっとレンズを向け、シャッターを切るが全く意に介さない風情。さらに近寄ってみるが、微動だにしない。蛙はプールの水面を超えて遙か遠くをじっと見つめているようだ。その凜とした佇まいに心を打たれた。

同じく気高さを感じたのが、ゲリル・ネイチャーアイランドの散策路で見かけた巨大なガジュマルの根。一つの大きな根かと思っていたが、実はいくつもの根の集合体だ。生命の力強さに感嘆せずにはいられない。

そのゲリル・ネイチャーアイランドはパラオ本島からボートで10分ほどのところにある無人島に立てられた、素朴な宿泊施設だ。島には常時2、3人の管理人しかいないため、ゲストを載せてボートがやってくると、犬たちの熱烈な歓迎を受ける。あまりにも嬉しくて、犬たちは一目散に海へ。ゲストたちはそのもてなしに目を細めるものの、ずぶ濡れのためちょっと敬遠。結局海に取り残される犬の姿が瞼に焼き付いている。

ゲリル・ネイチャーアイランドの近くの海には、零戦が今も静かに沈んでいる。パラオは太平洋戦争の激戦地であったことを忘れてはならない。ほぼ無傷で沈められた零戦は、戦闘に使われたものではなく、この島に隠されたまま残されたか、もしくは撤退時に沈めたものだろう。

こちらは、ガラツマオの滝に行く途中にあるトロッコのレール跡。かつて日本統治時代、ボーキサイトの運搬用に日本人が作ったものだという。

こちらもガラツマオで見かけた熊。人気アトラクション、ジップラインの宣伝用に入り口に吊されている。雨の日は取り込んでもらえるのか、少し気になるところだった。

Photograper:吉川 昌志
東京工芸大学短期大学部写真技術科で学んだ後、スタジオスタッフ、スタッフフォトグラファーを経てフリーランスに。グルメ、ファッションを中心にトラベル&リゾート、ポートレイトなどで活躍中。
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